膝の痛み

膝の痛みQ&A

Q. 膝の痛みに体重は関係ありますか?

A. 体重が多い人が膝の痛みで病院へ行くと、体の重さで膝に負担が掛かっているから、やせなさいと言われることが多いと思います。

確かに、体重が多いと膝の関節に掛かる負担は大きくなります。 膝の関節にかかる重量は、体重の3倍だそうです。 50kgの人だと、150kgの重量が膝にかかることになります。 80kgの人だと、240kgになります。

単純に考えると、大変な重量が膝の関節にかかるわけですから、膝に痛みが出ても不思議ではないかもしれませんが、人間の体はそんなに単純ではありません。

痩せていても膝が痛い人はいくらでもいます。 逆に体重が多くても、膝の痛みを訴えない人はいくらでもいます。

膝の痛い人で体重の多い人を整体施術すると、痛みが良くなる人がいます。
こういう人は、整体施術をした結果体重が大幅に減ったから、膝の痛みがなくなったのでしょうか?

整体施術をしても、短期間に大幅に体重が変わることはありません。
しかし、整体施術の結果膝の痛みが改善しています。

これは、体重が減ったために膝の痛みが改善したのではなく、筋肉のアンバランス状態が整体施術によって良くなったために、膝の痛みの改善がなされたのだと思います。

ですから、膝の痛みと体重は関係ないのです。

Q. 病院で膝に水がたまっていると言われました

A. 膝に水がたまると、病院では水を抜く処置をします。

しかし、膝にたまった水を抜いたところで、膝に水がたまる原因はそのままですから、時間が経てばまたいずれかは膝に水がたまり、膝が脹れてひざの曲げ伸ばしをする時に痛みが出ます。

膝に水たまる原因は、膝の炎症をしずめるためにたまるとか、いろいろな説が言われていますが、これといったはっきりした原因は分かっていません。

膝に水がたまる原因は、はっきり分かりませんが、膝に水がたまるということは、体が必要としているから水がたまるわけです。逆に言えば、体が必要としなければ水はたまりません。

整体施術を続けた結果、膝にたまっていた水が引いて、それ以降水がたまらなくなり、ひざの脹れが引き、膝の曲げ伸ばしが楽になり、痛みが改善した例はたくさんあります。

整体施術によって膝に水がたまらなくなったということは、膝に水をためる必要がなくなったと言えます。

Q. 膝が痛くて正座が出来ないのですが?

A. 膝の痛みで正座が出来ないと、変形性膝関節症などの骨の変形の影響だと言われることが多いです。

病院でそう言われれば、それを信じてしまう人が多いようです。

しかし、関節を動かすのは筋肉の働きによるものです。
筋肉が伸び縮みすることによって、膝の関節を曲げたり伸ばしたりすることが出来るわけです。

ところが、いろいろな原因によって膝の筋肉の伸び縮みがしにくくなると、膝の関節の曲げ伸ばしが制限されて、正座が出来なくなります。

正座が出来なくなるのは、けっして膝の関節が変形しているからではありません。 あくまでも、膝の筋肉の伸び縮みの異常によって正座が出来なくなっているのです。

膝の筋肉の伸び縮みの異常で正座が出来なくなっているわけですから、それを調整すれば正座が出来るようになるわけです。

早い人では一回の施術で正座が出来るようになる方もみえます。
もちろんそういう方は、正座が出来ないといってもそれほど症状がひどくない方です。 膝の状態が悪ければ、当然回復するのに時間はかかります。

しかし、当院の施術は筋肉をもみほぐしたりする方法ではありませんので、回復が早いのです。

Q. 膝が痛いのですが、自宅で自分で出来ることありますか?

A. 基本的に当院では、ご自分でやっていただくセルフケアを覚えていただくことはありません。

と言うのは、症状に困っている方は早く症状から解放されたい思いが強いですから、セルフケアを一生懸命やられて回数を多くやられる傾向があります。 薬でも何でもそうですが、適度な量というものがあります。

一日3回で合計3錠と決められている薬を倍の6錠飲んでも、早く症状が良くなるわけではありません。 かえって害になることの方が多いと思います。

それと同じようにセルフケアを倍やったからといって、膝の痛みが早く良くなるわけではないのです。

それから覚えたセルフケアを、正しく出来るかどうかという問題もあります。 セルフケアのやり方が間違っていた場合、症状を悪化させてしまう可能性もあります。 仮に正しく出来たとしても、回数をやりすぎれば症状が悪化させる可能性もあります。

ですから、当院では自宅できるセルフケアをお教えしないわけです。

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膝の痛みの原因

膝の痛みに悩んでいる人が多いですが、若い人よりもどちらかと言えば、中高年以降の人に多いようです。

生活の中で膝が痛くてつらいのは、階段の上り下り、正座が出来ない、遠くへの外出、旅行などだそうです。

・外傷によるもの

・脚、足の使いすぎによるもの

・内臓の不調によるもの

・組織の癒着の影響によるもの

などが考えられます。

内臓からくる膝の痛み

内臓の働きが悪くなって膝に痛みが出ることがあります。

内臓の働きが悪くなって、膝の痛みが出るのはちょっと不思議な感じがしますが、現実には膝の痛みの原因としては、結構あるのではないかと考えられます。

では、なぜ内臓の働きが悪くなって膝に痛みが出るのでしょうか?

それは、特定の内臓と足の筋肉に関連があるからです。 例えば、ふとももの前にある大腿四頭筋という筋肉がありますが、この大腿四頭筋が緊張すると、膝の前の部分に痛みが出やすくなります。

実はこの大腿四頭筋は、膀胱と関連があります。 膀胱の働きが悪くなり、内臓-体性反射で大腿四頭筋が緊張し、膝の前の部分に痛みが出るというわけなのです。

ですから、そのように内臓から来ると思われる膝の痛みの場合は、単なる筋肉の使いすぎで膝が痛くなるのとは原因が違いますので、回復まで時間がかかることがあります。

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消化器系の働きが悪くなると、膝の内側が痛くなりやすい

膝の痛みのうち、内側が痛むのは2番目に多いそうです。痛みが出る場所は、縫工筋、薄筋、半腱様筋という3つの筋肉の腱の部分とその周辺です。

この3つの筋肉の腱の部分は鵞足(がそく)部と言われており、症状が出ると鵞足炎という名前が付けられています。

痛みのある筋肉を直接調整しても症状は改善しにくい

スポーツなどでは、この3つの筋肉の腱に負担がかかるのは、筋肉を使いすぎるからですが、そんなに筋肉を使いすぎていないのに、立ったり座ったり、階段の上り下りなどの動作の時に膝の内側に痛みが出る場合、痛みの原因の一つとして内臓の機能低下が考えられます。

膝の動きに関係する筋肉と内臓の関係

縫工筋…大腸(上行結腸)

薄筋…小腸

半腱様筋…小腸

半膜様筋…小腸

大腿二頭筋…小腸

大腿直筋…膀胱

外側広筋…膀胱

内側広筋…膀胱

膝窩筋…小腸

足底筋…小腸

腓腹筋…大腸(下行結腸)

上記したように消化器系の臓器、特に大腸、小腸の働きが悪くなると、関連する筋肉のバランスが悪くなり、膝の内側の痛みにつながることがあります。

他の整体、鍼灸、マッサージなどの施術では、膝の内側に痛みがあっても、膝の前、裏の筋肉も痛みに関係しているとして、それらの筋肉を調整するようです。

当院では、膝に痛みがあるからといって、膝の筋肉を直接調整することはありません。確かに、膝に痛みが出ているわけですから、膝の回りの筋肉を調整すれば、膝の痛みは薄らぐでしょう。

しかし、痛みの出ている膝の筋肉の緊張は、あくまでも結果です。結果の部分をいくら調整してみても、問題解決にはつながらないと考えます。ですから、当院では、膝の回りの筋肉を調整は行いません。

当院では、痛みが出ている鵞足(がそく)部の筋肉の緊張がやわらぐようにするのに、直接筋肉を調整せずに、体の他の部分を調整します。

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膝の痛いのって、O脚が関係あるの?

膝が痛いと、O脚が原因とされることが多いようです。

確かに、O脚になっている人の膝の関節は内側の間隔が狭くなっていますから、関節がすり減って痛みが出るという解釈もできないこともないです。

膝痛は必ずしもO脚が要因とは限らない

膝の痛み

しかし、その解釈にはちょっと無理があるような気がします。 若い人にもO脚の人はたくさんいますが、全員膝の痛みを訴えているのでしょうか。 また、そのような状態でしたら常時膝の曲げ伸ばしで痛みが出るはずです。

しかし、膝が痛い時と痛くない時があります。 例えば、温めると痛みが薄らぐこともあると思います。 O脚で関節がすり減っているのが痛みの原因なら、温めても痛みが薄らぐはずはないと思うのですが。

私は、膝の痛みは関節のすり減りが原因ではないと考えます。 膝に付着している筋肉の腱が拘縮(硬くなって)して、膝の曲げ伸ばしの際に引っ張られ痛みが出ていると考えます。

なぜそうなるのか。 拘縮した腱が緩むような施術をすると痛みがなくなるからです。 もし、そのような施術をして膝の痛みがまったく出なくなったとしたら、O脚で関節がすり減っているから痛みが出ているという理屈が成り立たなくなります。

拘縮した腱が緩むと関節のすり減ったのが元の状態に戻ったから痛みがなくなったのでしょうか。 そんなことは考えられません。 もし仮に関節のすり減ったのが元の状態に戻るとしても、2~3日で再生するとは到底考えられません。

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膝のテーピング

膝の筋肉などを痛めた時に、膝を固定するために使用するテーピングや伸縮するテーピングが活躍します。それらのテーピングは、病院、接骨院、整体院、それにスポーツの現場などで幅広く使われています。

私も整体を始めた頃は、テーピングを使っていました。私が使っていたテーピングは、伸縮するタイプのモノです。この伸縮するテーピング、膝の痛い人に貼ってもその場で症状が改善します。ですから、かなり重宝したものでした。

慢性の膝痛はテーピングでは良くならない

この伸縮するテーピングの原理は、テープを皮膚に貼ることによって、体内に隙間ができてリンパ液の流れが良くなり、痛みや凝りが緩和するということです。

このテーピングを貼るとその場で症状が改善されて重宝したのですが、皮膚がかぶれるという欠点がありました。ですから、効果のあるのはいいのですが皮膚がかぶれるということで、テープを貼るのを敬遠する人もいました。

その後、筋肉を調整する研修会に行き始めましたので、あまりその伸縮するテーピングも必要性があまりなくなり自然に使わなくなりました。

このテーピング貼ると急性の症状ですと、そのまま症状が緩和してしまうことも多いです。

しかし、慢性の症状ですとその場で症状は改善しますが、はがすとまた元に戻ってしまいます。と言うことは、慢性の症状の場合、筋肉など組織の状態が改善していないということになります。

このテーピングを貼り続けても、筋肉など組織の状態が改善していくことは不可能なようです。

ところが、私が施術で使っている方法ですと、今言った筋肉などの組織の状態を改善することが可能です。

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膝の痛みの施術

膝の痛みの施術と言うと、病院と整体院やマッサージ、鍼灸の治療院とでは観かたが違います。

病院の場合は、どちらかというと膝関節、半月板、十字靭帯、内外側側副靭帯などの膝関節に目が行き、整体院やマッサージ、鍼灸の治療院では膝の周りの筋肉などの組織に目をつけて施術する傾向があると思います。

いずれにしても、どちらも症状がある膝を中心に施術するようです。 もちろんそれでもいいのですが、膝を中心に施術しても症状の改善が少ない時があります。

ですからなるべく症状が改善しやすいように私の所では、膝に症状があっても膝を施術することはほとんどありません。

私の場合は、病院や他の整体、マッサージ、鍼灸の治療院とは体に対する観かたがまったく違います。症状のある膝は、あくまでも結果だとみています。

たとえ、膝を捻ったとかの外傷でも膝を施術することはありません。普通は膝が痛むわけですから、膝を施術した方が効果が上がるような気がします。

でも、症状のある所は神経の興奮状態にありますので、痛む膝を施術することによってより神経の興奮状態を高めてしまう可能性がありますので、膝の症状をかえって悪化させる恐れがあります。

それでもあえて、症状のある膝に施術する人がいます。 膝の痛い人を施術している動画を見たことがありますが、それこそ施術を受けている人は悲鳴を上げて痛みをこらえています。

施術が無事終わって痛みの状態が改善するようです。 そういう人はよほど技術に自信があるようです。 ちゃんとした理論もあるようで実績を上げているようです。

でも人間のすることですから、100%はありません。 上手く施術が成功すれば良いですが、そうでもない時もあると思います。 私は、そういうリスクを犯してまで痛む膝の部分を施術したいとは思いません。

私の場合は、痛む膝の部分はまったく施術しませんが、私が考案した施術方法で施術すると他の施術方法で施術するよりもはるかに早く回復します。

整体の施術方法

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