血圧(高血圧)

血圧測定

 

頭痛、動悸・息切れ、肩こり・めまい、胸の痛み、むくみなどの症状で病院を受診したら、血圧が高いということで血圧を下げる薬(血圧降下剤)を飲み始める人が多いです。

その他、健康診断がきっかけで飲み始める人もいます。

高血圧の状態が長く続くと、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの病気の引き金になるリスクが高まるため、それを防ぐためと言われていますので、皆さん薬を飲み始めるわけです。

しかし、人間の体は、工業製品と違いますので、血圧は個人差が出るのが普通です。

標準血圧よりも高めでも、別に症状もなくて調子が良く、長生きする人もいます。

血圧降下剤による副作用

ですから、標準とされる血圧まで薬を使って無理に下げたとしたら、逆に調子が悪くなるおそれがあります。

俗に言う副作用が出るわけですね。

副作用は、薬剤によって出る症状が違います。

・カルシウム拮抗薬 (アダラート、ノルバスク、カルブロック等)

副作用:動悸、頭痛、ほてり感、浮腫み、歯肉増生、便秘など

・アンギオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)(ディオバン、ブロプレスオルメテック等)

副作用:高カリウム血症、味覚異常、空咳など

・ ACE阻害薬(コバシル、アデカット、プレラン等)

副作用:空咳、急激な血圧低下

・利尿薬(オイテンシン、ラシックス、ダイアート等)

副作用:筋力の低下、筋肉痛、痙攣、便秘、息切れ、けいれん、めまい、立ちくらみ など

・α遮断薬(ミニプレス、デタントール、カルデナリン等)

副作用:めまい、動悸、失神など

 

血圧を下げるために血圧降下剤を飲み続けると、上記のような副作用が出るわけです。

冒頭で記したように高血圧の状態が続くと動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞につながる可能性があると言われるため、やむを得ず血圧の薬を飲んでいる人が多いでしょう。

しかし、長期にわたって血圧の薬を飲み続けるため、副作用の症状と付き合っていかなければなりません。

それを避けるために、血圧降下剤以外の方法を試す人も少なくありません。

血圧降下剤以外の方法としては

健康食品

鍼灸

マッサージ

気功

ヨガ

などがあります。

これらの方法は上手に行えば、血圧が高い状態も改善される可能性があります。

しかし、対症療法的なやり方をすれば、思ったような結果にはならないでしょう。

血圧は、自律神経が関係していますので、自律神経の機能が正されるような調整の仕方をする必要があります。

当整体院では、東洋医学の考え方である“気”の流れの滞りを整えることによって、自律神経を調整し血圧の状態が安定するように導いていきます。

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