消化器系の働きが悪くなると、膝の内側が痛くなりやすい

膝の痛みのうち、内側が痛むのは2番目に多いそうです。

痛みが出る場所は、縫工筋、薄筋、半腱様筋という3つの筋肉の腱の部分とその周辺です。

この3つの筋肉の腱の部分は鵞足(がそく)部と言われており、症状が出ると鵞足炎という名前が付けられています。

痛みのある筋肉を直接調整しても症状は改善しにくい

スポーツなどでは、この3つの筋肉の腱に負担がかかるのは、筋肉を使いすぎるからですが、そんなに筋肉を使いすぎていないのに、立ったり座ったり、階段の上り下りなどの動作の時に膝の内側に痛みが出る場合、痛みの原因の一つとして内臓の弱りが考えられます。

膝の動きに関係する筋肉と内臓の関係

縫工筋…大腸(上行結腸)

薄筋…小腸

半腱様筋…小腸

半膜様筋…小腸

大腿二頭筋…小腸

大腿直筋…膀胱

外側広筋…膀胱

内側広筋…膀胱

膝窩筋…小腸

足底筋…小腸

腓腹筋…大腸(下行結腸)

上記したように消化器系の臓器、特に大腸、小腸の働きが悪くなると、関連する筋肉のバランスが悪くなり、膝の内側の痛みにつながることがあります。

他の整体、鍼灸、マッサージなどの施術では、膝の内側に痛みがあっても、膝の前、裏の筋肉も痛みに関係しているとして、それらの筋肉を調整するようです。

当院では、膝に痛みがあるからといって、膝の筋肉を直接調整することはありません。

確かに、膝に痛みが出ているわけですから、膝の回りの筋肉を調整すれば、膝の痛みは薄らぐでしょう。

しかし、痛みの出ている膝の筋肉の緊張は、あくまでも結果です。

結果の部分をいくら調整してみても、問題解決にはつながらないと考えます。

ですから、当院では、膝の回りの筋肉を調整は行いません。

当院では、痛みが出ている鵞足(がそく)部の筋肉の緊張がやわらぐようにするのに、直接筋肉を調整せずに、体の他の部分を調整します。

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膝の痛いのって、O脚が関係あるの?

膝が痛いと、O脚が原因とされることが多いようです。

確かに、O脚になっている人の膝の関節は内側の間隔が狭くなっていますから、関節がすり減って痛みが出るという解釈もできないこともないです。

膝痛は必ずしもO脚が要因とは限らない

しかし、その解釈にはちょっと無理があるような気がします。

若い人にもO脚の人はたくさんいますが、全員膝の痛みを訴えているのでしょうか。

また、そのような状態でしたら常時膝の曲げ伸ばしで痛みが出るはずです。

しかし、膝が痛い時と痛くない時があります。

例えば、温めると痛みが薄らぐこともあると思います。

O脚で関節がすり減っているのが痛みの原因なら、温めても痛みが薄らぐはずはないと思うのですが。

私は、膝の痛みは関節のすり減りが原因ではないと考えます。

膝に付着している筋肉の腱が拘縮(硬くなって)して、膝の曲げ伸ばしの際に引っ張られ痛みが出ていると考えます。

なぜそうなるのか。

拘縮した腱が緩むような施術をすると痛みがなくなるからです。

もし、そのような施術をして膝の痛みがまったく出なくなったとしたら、O脚で関節がすり減っているから痛みが出ているという理屈が成り立たなくなります。

拘縮した腱が緩むと関節のすり減ったのが元の状態に戻ったから痛みがなくなったのでしょうか。

そんなことは考えられません。

もし仮に関節のすり減ったのが元の状態に戻るとしても、2~3日で再生するとは到底考えられません。

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膝のテーピング

膝の筋肉などを痛めた時に、膝を固定するために使用するテーピングや伸縮するテーピングが活躍します。

それらのテーピングは、病院、接骨院、整体院、それにスポーツの現場などで幅広く使われています。

私も整体を始めた頃は、テーピングを使っていました。

私が使っていたテーピングは、伸縮するタイプのモノです。

この伸縮するテーピング、膝の痛い人に貼ってもその場で症状が改善します。

ですから、かなり重宝したものでした。

慢性の膝痛はテーピングでは良くならない

この伸縮するテーピングの原理は、テープを皮膚に貼ることによって、体内に隙間ができてリンパ液の流れが良くなり、痛みや凝りが緩和するということです。

このテーピングを貼るとその場で症状が改善されて重宝したのですが、皮膚がかぶれるという欠点がありました。

ですから、効果のあるのはいいのですが皮膚がかぶれるということで、テープを貼るのを敬遠する人もいました。

その後、筋肉を調整する研修会に行き始めましたので、あまりその伸縮するテーピングも必要性があまりなくなり自然に使わなくなりました。

このテーピング貼ると急性の症状ですと、そのまま症状が緩和してしまうことも多いです。

しかし、慢性の症状ですとその場で症状は改善しますが、はがすとまた元に戻ってしまいます。

と言うことは、慢性の症状の場合、筋肉など組織の状態が改善していないということになります。

このテーピングを貼り続けても、筋肉など組織の状態が改善していくことは不可能なようです。

ところが、私が施術で使っている方法ですと、今言った筋肉などの組織の状態を改善することが可能です。

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スポーツ前のストレッチの是非

スポーツ特に練習や競技でよく走るサッカー、バスケット、陸上競技などの種目は、鵞足炎、オスグット病、腸脛靭帯炎、シンスプリント、足底腱膜炎など下肢の故障を起こしやすいです。

練習、競技の前にしっかりウォームアップをしたり、ストレッチをしたりします。

それにもかかわらず、下肢の故障を起こすのはなぜでしょう?

スポーツ前のストレッチは必要か

あるサイトで練習、競技前にストレッチをやると、かえって身体に負担になって怪我をしやすくなると書かれています。

確かに、ストレッチをやると体は暖まって血行が良くなり、ウォームアップにはなるでしょう。

しかし、ストレッチのやり方が悪いと、逆に筋肉が縮んで緊張してしまう場合もあります。

筋肉が縮んで緊張していると、練習、競技中に足や脚に急激に強い力がかかると、筋や腱が引っ張られ損傷しやすくなります。

逆に、ストレッチをしないでウォームアップは、少し走ったりして体を暖めるだけにしたら、それが良かったのか怪我をしなくなり、パフォーマンスが上がった選手もいるようです。

ですから、なにがなんでも練習、競技前にストレッチをするべきだという考え方は改めた方が良いように考えます。

ただし、正しいやり方で行うならストレッチも有効でしょう。

もちろん、スポーツをやって下肢の故障が起きるのは、練習前、競技前のストレッチだけが原因ではありません。

その時の体調、予期せぬアクシデントなどが下肢の故障を起こす原因になりえます。

練習や競技に差し支えるような体調の不良でしたら、練習を休んだり競技に出なければ下肢の故障は起こしません。

しかし、練習、競技に差し支えることがないような少しの体調不良でしたら、無理して練習、競技をやります。

そうした時は、微妙にフォームがくずれていますので、体調万全の時と同じようなパフォーマンスをしようとすれば、どうしても筋肉などに負担がかかり怪我をしやすくなります。

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自律神経失調症と腰痛

腰の痛みが長い間続いていてなかなか改善しにくい方がみえます。

そういう方は、整体、カイロプラクティック、鍼、灸、マッサージ、指圧、気功、病院などありとあらゆることを試されています。

それでも一向に改善に向かわなくて半ばあきらめの気持ちになっている方もみえるでしょう。

そういった改善しにくい腰痛は、おそらく自律神経が関与していると思われますので、筋肉や腰の骨を調整してもらったりしても、なかなか改善されにくいと思います。

確かに、腰に痛みがある時は、筋肉が緊張していますから、筋肉や腰の骨を調整すると、筋肉の緊張が緩みますので、腰の痛みは楽になります。

しかし、腰の痛みの原因は、腰の部分にはありませんから、症状の戻りは早くなります。

自律神経が関係した腰痛は内臓の働きを良くしないと改善しない

ところで、自律神経というと、自律神経失調症を思い浮かべる方もみえると思います。

自律神経失調症というと、めまい、不眠症などの症状が出ることが多いのですが、出る症状はそれだけではありません。

腰痛も自律神経と関係があります。

自律神経が関係している腰痛は、簡単に言うと内臓の機能低下からきている腰痛です。

腎臓とか大腸とかの機能の低下によって腰痛が出るわけです。

ですから、大昔からある鍼やお灸をすれば、内蔵の機能の低下が関係している腰痛も改善していくはずです。

しかし、最近の鍼灸師の人は、昔からあるやり方をせずに、西洋医学的なやり方で鍼、お灸をやる人が多いので、内臓の機能の低下が関係している腰痛の改善させることを難しくしているわけです。

本来、鍼灸は、“気”の流れを整えるものなのですが、”気”の流れというとオカルトっぽくて、それを敬遠する風潮があって西洋医学的な鍼灸をやるようになっているのです。

西洋医学的な鍼灸のやり方では自律神経の不調を改善することは難しいです。

その結果、腰痛の改善を難しくしているわけです。

と言っても、内臓の機能低下からくる腰痛を改善する方法は、鍼灸だけではありません。

私がやっている整体でも十分それらのことに対応できます。

整体というと、骨の矯正や筋肉の調整をすると思っている人が多いでしょう。

しかし、整体はそれだけをするわけではありません。

整体でも、鍼灸のように“気”の流れを整えることが可能です。

自律神経はの“気”流れの影響を受けている

自律神経は、自分の意思とは関係なく体の働きをコントロールしている神経ですが、その働きとは、消化、呼吸、血圧、分泌、排泄、体温、発汗などです。

そして、自律神経は、“気”流れの影響を受けています。

“気”の流れというとちょっと分かりにくいですね。

“気”流れとは、要するに体の中を流れるエネルギーのことです。

体の中を流れるエネルギーは、目には見えませんが確かに存在するものです。

一方、神経組織というものは目に見えるもので、電気製品で言うところの配線コードにあたるものです。

電気製品も電気が流れなければ、動きません。

電気が流れて始めて、その電気製品の働きをします。

それと同じように、人間の体もエネルギーが流れて始めて動くこともできます。

そして、このエネルギーの流れが滞ると本来の体の働きに影響が出ます。

ですから、“気”流れを調整することが非常に重要なのです。

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