猫背は慢性腰痛の原因になる?

パソコン作業などで体が丸まった猫背の姿勢を続けていると、腰痛の原因になると思っている人が多いですね。

ネットで検索すると、そのように書かれているサイトが多いためでしょうか?

まとめサイトだけでなく、整体院関係のサイトでもそのように書かれていることも少なくありません。

私も昔は、姿勢が悪いと腰痛の原因になると考えていました。

猫背だから腰痛になるわけではありません

でも、その情報は間違っています。

本当は、体のどこかで調子の悪い部分(内臓など)があって、その影響で猫背になっているのです。

調子が悪いと言っても、必ずしも自覚症状があるとは限りませんが。

それから、過去に怪我(骨折、脱臼、捻挫)、内臓の病気、外科手術をしたことがあれば、姿勢がくずれて猫背になります。

内臓は筋肉と関連があるため、筋肉が内臓の影響を受けて、姿勢がくずれるわけです。

ネットの情報では、姿勢が悪いと腰痛になると書かれています。

でも、そのようなことはありません。

腰の筋肉が内臓の影響を受けて過緊張した結果、腰痛が出ます。

外傷を除いて、腰痛のほとんどは内臓が関係しています。

その他、椎間板ヘルニア、腰椎分離・すべり症、腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症など骨の異常があると腰痛の原因になると言われています。

しかし、骨の異常は腰痛とは関係ありません。

筋トレをやりすぎると腰痛が悪化することがある

昔から筋力をつけると体の調子が良くなり、腰痛なども改善されると考えておられる方が多いようです。

現在、スポーツ選手がパフォーマンスをアップさせるために、筋肉トレーニングをやって、筋力をつけることが常識になっています。

確かに筋力をつけると一時的には成績が上がります。

しかし、長期間にわたって筋トレをやると、故障しやすくなり安定した成績が残せなくなります。

それは、特定の筋肉を筋力アップした為に、体のバランスが悪くなり、フォームがくずれやすくなるからです。

そして、フォームのくずれを修正ために反復練習をすることが多いようです。

でも、体のバランスが悪くなって、フォームがくずれていることが原因のことが多いですから、いくら反復練習を繰り返したとしても、なかなかフォームの崩れを修正することは難しくなります。

体のバランスが悪くなっているということは、筋肉のバランスが悪くなっているわけですが、過度の筋力トレーニングをやると、筋肉に負担が大きくなり、ますます筋肉のバランスを悪くすることになります。

ところで、骨格筋は、内臓と関連があり、骨格筋のバランスが悪くなると、内臓の調子も崩します。

また、逆に内臓の調子を崩すと、筋肉のバランスが崩れます。

その結果、腰痛も悪化しやすくなります。

ですから、筋トレをするにしても、体のことを考えてやりすぎないように軽めにする程度にしておいたほうが無難です。

足首捻挫と整体

先日、顎関節の調子が悪い方の施術をしました。

その方は、ちょうど右足首のネンザをやって、一ヶ月経っても痛みが残っていると、おっしゃっていました。

施術前に右足首の所を確認したら、シップとテーピングが巻かれていました。

普通、症状がある足首の施術をする場合、シップ、テーピングが巻かれていれば、それをはずしてもらって施術するところが多いです。

でも、私が施術する場合は、症状がある部分は触りませんので、シップ、テーピングが巻かれていても、施術にはなんの支障もありません。

足首捻挫も筋肉のバランスを整えることが大事

それはともかく、私はいつものように、痛いところには一切触らず全身の筋肉のバランスを整える施術を行いました。

その結果、正座をしてもらった時、施術前に右足首が痛かったのが、施術後は痛みが楽になったと言われました。

そして、顎関節の症状も改善しました。

なぜ痛みがある右足首の部分を一切触らずに、全身の筋肉のバランスを整える施術をしただけで、症状が改善されたかと言いますと、それは痛い部分の筋肉の緊張がほぐれ、血液の循環が回復したからです。

もちろん、足首のネンザをした所の骨の異常や靭帯損傷がひどければ、筋肉の緊張がほぐれて血液の循環が回復しても、症状は変化しづらくなります。

ただ、そのような場合でも全身の筋肉のバランスを整える施術をしておくと、足首の腫れなどによる炎症などは早く引いていきます。

健康器具も使い方によって効果が違ってくる

健康器具には、いろいろな物があります。

健康サンダル・電気マッサージ器・青竹ふみなどがありますが、使い方を工夫すると効果が変わってきます。

肩がこった時や腰が痛い時などに電気マッサージを使って筋肉をほぐしますが、普通は凝っているところ、痛いところにマッサージ器を当てて使用します。

健康器具を使う時は体の状態に合わせたほうがいい

でも本当は、凝っているところ、痛いところに当てて使うよりも、体の他の部分の筋肉の状態に合わせてやったほうが効果が上がりやすいです。

筋肉には同じ筋肉で右側と左側では緊張に差があります。

片方が緊張が強く、もう片方は緊張が多少弱くなっています。

例えば、右の筋肉が10の緊張具合だとしたら、左の筋肉が8の緊張具合になります。

よく背骨がズレるとか曲がるとか言われているのは、筋肉が右側と左側で緊張具合が違うからなのです。

ですから、ハンディーマッサージ器などを使うときは、筋肉の緊張具合にあわせて強さを加減したほうが筋肉は解れやすくなり効果が違ってきます。

そして、上で言ったように、マッサージ器を使うのは、肩が凝っている場合だと、腕の筋肉に当て、腰の場合は太ももの筋肉というふうに、肩がこっている筋肉とは別の筋肉に当てたほうがいいです。

症状のある部分に当てて使わないのには理由があります。

その理由は、症状のある部分は神経が興奮状態にありますので、その部分を刺激すると余計に興奮を高めてしまい、症状を悪化させることがあるからです。

ストレッチは整体的にやると効果が高くなる

運動する時に、その前後にストレッチをやりますが、運動前のストレッチは、関節の可動域を高めたり、体を温める目的で行い、運動後のストレッチは、運動によって疲労した筋肉をケアする意味でストレッチをすることが多いようです。

そして、運動前のストレッチは動的ストレッチをし、運動後のストレッチは静的ストレッチをする人が多いです。

ストレッチは体のバランスがとれるようにやると効果が出やすい

私の場合は、それらの考え方とはちょっと違う考え方を持っています。

それは、整体的な考え方です。

整体的考えとは、体に対して何か働きかけをするのは、すべて体のバランスを取る目的でやるということです。

別に一般的に言われているストレッチをする必要はないと思います。

体のバランスを取れば、筋肉の緊張も緩和しますし、血液循環も良くなりますので、体も暖まります。

そして、運動のパフォーマンスも上がります。

運動後も運動によってたまった疲労も、体のバランスが取れるような体への働きかけをすれば、短時間に疲労が取れます。

その結果、普通のストレッチをするよりも、怪我をする確率が減少します。

この整体的な考え方で体に対する働きかけをすると、上手にやれば短時間で済みますし、効率の良い準備運動、整理体操になります。

ですから、運動する時のストレッチは、有害だと言われるようなことは減ります。

腰痛の時ストレッチをするのはやめたほうがいい

腰痛になった時、ストレッチをやる人が多いです。

でも、腰が痛い時に、ストレッチをすることはおすすめしません。

ストレッチをやって上手くいけば、ひょっとして腰の痛みが取れることもあるかもしれませんが、だいたいのケースでは、なにも変わらないか、へたすれば余計に腰の痛みが悪化するでしょう。

ストレッチをやって腰の痛みが取れるのは、たいがい腰の筋肉が疲労した時です。

腰の筋肉の疲労で痛みが出ている時だったら、ストレッチをすれば、筋肉の緊張が取れて、腰が楽になりやすいです。

でも、症状に変化がないか悪化する時は、別の原因で腰に痛みが出ています。

腰痛の原因は内臓からきていることが多い

その原因は、内臓からの関連痛からということが多いです。

特定の内臓と筋肉は関連があって、内臓の働きが悪くなると、その内臓と関連がある筋肉が収縮して痛みが出ます。

腎臓、消化器系などの働きが悪くなって、その関連する筋肉(腰の回り、脚の筋肉)が収縮して腰が痛くなるわけです。

坐骨神経痛で、脚に痛み、しびれが出ることがありますが、腎臓が関連していることは多いです。

ですから、仮に腎臓の働きが悪くなって症状が出ている場合は、腎臓の働きを良くしないと、症状は良くなりません。

その場合、上手にストレッチをやって、腎臓の働きを良く出来れば、坐骨神経痛の症状も変わります。

でも、それをするには、相当知識がないと出来る芸当ではありません。

書店に売っている本、ネット上のストレッチの方法は、筋肉の疲労が回復できる程度のもので、専門的なものではありません。

よって、腰の痛みが出た時、明らかに筋肉の疲労で痛みが出ている時以外は、ストレッチは避けたほうが無難です。