ぎっくり腰を繰り返すのは腰が悪いからではありません

ぎっくり腰を繰り返す人がいます。

例えば、1年間に3~4回とか。

どうしてそんなに頻繁に腰を痛めるのでしょうか?

そんなに一年間に何回もぎっくり腰を起こす人は、普通は腰が悪いと思いがちです。

しかし、腰が悪いから、年に何度もぎっくり腰を起こすわけではありません。

ぎっくり腰はデトックス作用

実は、それにはちゃんとした理由があります。

それは、風邪を引くのと同じ理由です。

風邪を引くのは、不摂生をしているからではありません。

毎年風邪を必ず引く人は、一年間に溜まった疲労を風邪を引くことによって、体の外に出しているわけです。

つまり風邪を引くことによって、デトックスしているわけです。

デトックスというのは、体内に溜まった毒物を排出させることです。

風邪を引くと鼻水などが出ますが、それは体内に溜まった毒素を排出しているわけです。

風邪が治ったあとは、体がスッキリします。

そりゃースッキリします。体の中のよけいなものが出て行ったわけですから。

話をギックリ腰に戻します。

風邪引くことによって、体内に溜まった毒物を排出するのと同じように、ぎっくり腰という形で体内に溜まった毒素を排出しています。

ですから、ひんぱんにぎっくり腰を起こすのは、腰が悪いのでも何でもないです。

ところで、私の所へ来ている人で、一年間に何回もぎっくり腰を起こしていた人が、施術をすることによって、ほとんど腰を痛めることがなくなりました。

これは、ぎっくり腰という形でデットクスしていたのを、他の形でデトックスするようになったからです。

他の形でデトックスするというのは、例えばその老廃物を大便や小便という形で出すわけです。

それまで、ぎっくり腰をひんぱんにやっていたのは、消化器系、泌尿器系の働きが悪かったために、老廃物を大便、小便としてあまり出すことが出来なかったということです。

それが、整体の施術によって、消化器系、泌尿器系の働きが回復したことによって大便、小便で老廃物を多く出せるようになったために、ぎっくり腰を起こさなくなった理由だと考えられます。

ですから、整体の施術は腰が痛い時に、腰の痛み止めの施術をすることではないわけなのですね。

体の中の各臓器が正常に働くようにさせるのが、本来の整体の仕事だと思います。

逆に、そうすることによって症状の軽減が早まると考えます。

腰痛のツボは同じツボが常に効果があるわけではありません

腰痛に効くと言われるツボがあります。

脚、足にあるツボは委中、承山、三陰交、崑崙、僕参。手にあるツボは、中渚、外関などがあります。

その他全身のいたるところに、腰に関係するといわれるつぼが点在しています。

腰痛のツボは同じツボが常に効果があるわけではない

これらの腰痛に効くといわれるツボ、操作の仕方にもよりますが、腰の痛みが和らいで一定の効果はあると思います。

ところで、腰痛で整体の施術を受けにこられる人で、腰の痛いところに磁気の絆創膏を貼っておられる人があります。

腰の痛みがあるところは、ツボの部分ですから、その部分に磁気の絆創膏を貼ることは、基本的には間違いではないと思います。

間違いではないでしょうが、腰の痛みが楽になっていないということは、貼る場所が違っているということなんでしょう。

ですから、体じゅうにある腰に関係するツボを一つひとつ調べていけば、腰の痛みに効果のあるツボを見つけることが出来るかもしれません。

ただ、効果のあるツボを探し出すことは要領が分かれば難しいことはないでしょしょうが、とにかく根気の要る作業です。

それはともかく、仮に腰の痛みに効果があるツボを探し出せたとします。

しかし、根気の要る作業を続けてようやく効果のある腰痛のツボを探し出せたとしても、そのツボは常に効果があるわけではないのです。

たとえ腰の同じ場所に痛みが出ていたとしても、別の場所のツボをやらないと効果は出ません。

つまりツボ療法をやるたびに、効果のあるツボを探す必要があるということです。

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草むしりで腰痛

草むしりをする機会が多くなると、腰を痛める人が多くなります。

なぜしゃがんで前屈みの姿勢で草むしりをすると、腰を痛めやすくなるのでしょうか?

しゃがんでする作業で腰が痛くなる理由

それは、しゃがんだ状態で前屈みの姿勢になることによって、骨盤の前にある大腰筋という筋肉が影響を受けるからです。

しかし、しゃがんで草むしりをすることは、腰痛が出るきっかけにすぎません。

と言うのは、毎回草むしりをすれば腰痛になるとは限らないからです。

本当の原因は、内臓からの影響で腰の痛みが出るのです。

詳しく説明すると

内臓からの反射で大腰筋にある経穴(ツボ)に影響して、さらに大腰筋ある経穴(ツボ)から腰の筋肉にある経穴(ツボ)に反射が起きて、腰の痛みが出るわけです。

図式で表わすと

大腰筋に関係のある内臓

大腰筋ある経穴(ツボ)

腰の筋肉にある経穴(ツボ)

腰痛

といった具合になります。

施術

上記したように内臓からの影響で腰の痛みが出ていますので、それに応じた方法で施術を行う必要があります。

内臓関連の腰痛は、東洋医学で言われる“気”の流れが関係しています。

“気”は、体の内外を流れるエネルギーのことです。

そして、“気”の流れが滞ると内蔵機能の低下します。

その結果、大腰筋ある経穴(ツボ)→腰の筋肉にある経穴(ツボ)といった順番で反射が起きますので、“気”の流れの滞りを調整することによって腰の痛みも改善されていきます。

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体が冷えて腰が痛くなるわけではありません

体が冷えると腰痛になると言ってるホームページ、ブログが多いようです。

体が冷えると腰痛になるのは、血液の循環が悪くなって筋肉の緊張が強くなり、その結果、腰が痛くなるという理論のようです。

体が冷えて腰が痛くなるわけではありません。

内臓の働きが悪くなると、内臓がそれを修復しようとして、内臓に血液が集中するため、体や手足に十分血液が行かないため、冷えが起こります。

気温が低い冬は、特に寒く感じます。

そして、腰に痛みが出ることもあるでしょう。

内臓の働きが悪くなる原因として、

・内臓の疲労

・体の疲れがたまっている

・過去の怪我(骨折、脱臼、捻挫など)の影響

などが挙げられます。

ただ、腰に痛みを感じるのは、冷えが原因ではありません。

内臓と関連がある腰の筋肉が、内臓からの影響(内臓筋肉反射)で痛みが出ているのです。

しかし、この現象は体の自然な働きですから悪いことではありません。

内臓の修復が済んで働きが回復すれば、体や手足に血液が回るため冷えを感じなくなります。

また、腰の痛みも感じなくなるでしょう。

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ギックリ腰にアイシングは・・・

ギックリ腰を起こした時に炎症があるということで、冷湿布を貼ったり、氷などで冷やしたりする整体院や接骨院が多いようです。

私の所では、現在はそういった冷却療法はやっていません。

過去には、アイスパックを購入し、施術と併用して冷却療法をしばらくの間やっていた時期もあります。

しかし、筋肉を調整する施術法をやるようになってからは自然にやらなくなりました。

ギックリ腰は必ずしもアイシングをしなくてもいい

しっかり調整すると、冷却療法を併用しなくても炎症が早く取れて、施術効果が上がるから冷却療法をやらなくなったということです。

皮膚には、温度を感じるセンサー、痛みを感じるセンサーなどがありますが、湿布などで冷やすと温度を感じるセンサーが調整され、手で施術すると痛みを感じるセンサーが調整されます。

温度を感じるセンサーを調整しても、痛みを感じるセンサーを調整しても結果的に炎症が早く引いて痛みなどの症状が調整されるわけです。

このような理由で、冷却療法をしなくても、手による調整だけで身体を調整できるようになったということです。

冷却療法も手で調整する方法も、鍼を打ったり、お灸をしたりする方法もすべて筋肉の状態が良くなればどの施術法を行っても同じように結果が出ます。

ですから、症状によって鍼が良いとかお灸が良いとか言われていますが、そのようなことはありません。

どんな方法でも、ひとつのやり方で筋肉の状態が改善すれば、施術効果は同じです。

いろいろなことを併用して施術をやっている人がいますが、ひとつの方法をやって上手く施術効果が出ないから、いろいろなことをやるわけなのです。

整体だけで調整が出来れば、いろいろなことをやる必要がないわけです。

また、鍼を打つ人でしたら、鍼だけで上手く調整が出来ればそれでいいわけです。

冷却療法も同じことです。