腰痛の時は安静?動いた方がいい?

以前は、腰を痛めた時は安静にしていたほうが早く良くなると言われていました。

そして、いつからかは記憶にありませんが、安静にしているよりも動けるのなら、動ける範囲内で動いた方が早く良くなると言われるようになりました。

動くと血行が良くなるため、腰の痛みが早く引くという理屈です。

海外でのデーターですが、腰を痛めた人を痛みが引くまで安静にしているグループと動ける範囲で動くようにしたグループに分ける実験をしたそうです。

結果は、動いた方のグループの方が早く痛みが取れたそうです。

でも、このような実験はあまり意味がなくデータとしては不十分です。

腰痛は、内臓が関連して症状が出ることがほとんどです。

そして、内臓の状態は一人ひとり違いますから、条件が同じにはなりにくいので回復までの期間を比較すること自体がナンセンスです。

人間の体は機械ではないのです。

機械なら条件をそろえることが出来ます。

でも、人間場合はそのようなことは不可能です。

ですから、私は、どちらでもなく、動いても動かなくても良くなるまでの期間はそんなに変わりはないと考えています。

腰の骨のズレは腰痛に関係ある?

腰痛で整体・カイロプラクティックの施術を受けると、骨盤や腰椎(腰の骨)がズレているので腰が痛くなると説明する施術所が多いです。

確かに腰が痛い時は、腰の骨はズレています。

ズレると言ってもほんのわずかで1~2ミリ程度です。

腰の骨の矯正をやっても意味がない

腰の骨がズレていると言っても、ズレているから腰が痛いわけではではありません。

腰が痛いのは、別の原因です。

腰の骨のズレを矯正しても腰の痛みは取れません。

ですから、骨の矯正をやっても意味がないのです。

私が整体を始めた頃は、一生懸命の骨のズレを矯正しようとしていました。<

でも、後からそんなことをしても意味がないと気が付きました。

なぜかと言うと、腰の痛みが消えれば、骨のズレはなにもしなくても、元の位置に収まるからです。

そして、腰の痛みのほとんどは内臓の反射で痛みが出ています(外傷による腰痛は除きます)。

なぜ内臓からの反射が起きるのでしょうか?

内蔵の機能が落ちているため、機能を高めようとして筋肉に反射が起こるのです。

これは、自動的に起こることです。

ですから、極論を言えば整体施術をしなくても自然に腰痛は治まります(自然治癒)。

では、整体施術をすることは意味がないのでしょうか?

意味はあります。

整体施術をすることによって機能を高めることが早くなり、その結果腰痛も早く治まります。

腰痛は職業病?


介護、工場のライン作業などの仕事では、腰痛は職業病だと言われています。

これらの仕事は、腰に負担が掛かる作業が多いのでそう言われるのでしょう。

腰に負担がかかる姿勢としては、前傾姿勢や中腰、腰をひねる動作などがあります。

腰痛のほとんどは内臓からの影響

でも、本当は腰に負担がかかる作業をするから痛みが出るわけではありません。

別の理由で腰に痛みが出ているのです。

それは、内臓からの影響です。

内臓からの影響で腰の痛みが出ているのです。

全身にある筋肉は、一つひとつ特定の内臓器官と関連がありますが、その内臓器官の機能が低下すると関連のある腰の筋肉が影響を受けて痛みが出ます。

便秘が慢性化している人や軟便ぎみの人は、腰の筋肉が大腸から影響を受けて、痛みが出るというような感じです。

いろいろと腰痛を予防する対策が考えられていますが、そういった対策もあまり意味を持たないです。

と言うのは、そういった腰痛予防の対策の方法は、仕事をする時の動作や姿勢に関することばかりで、本当の原因である内臓についての対策ではないからです。

内臓の機能低下が腰痛の原因ですが、さらに内臓に影響を与えていることがあります。

それは、東洋医学で言われる“気”の流れの滞りです。

“気”の流れと言ってもなじみがない人も多いかもしれませんが、簡単に言えば体の内外を流れているエネルギーのことを言います。

“気”の流れが滞ることによって、内臓が影響を受け、さらに腰の筋肉が内臓の影響を受けて腰痛が出ます。

ですから、対策で1番大事なことは、“気”の調整をして、内臓機能が低下した状態を改善することなのです。

仕事をする時の動作や姿勢に対策することは、“気”の流れの滞りを整えることは不可能なので腰痛予防としてはあまり有効な方法ではないわけです。

股関節の影響で腰痛が出る?

股関節(足の付け根、鼠径部) 腰痛で検索すると、股関節の影響で腰痛が出るとするページがたくさん出てきます。

確かに、臼蓋形成不全によって変形性股関節症になったりすれば、体は構造的に不安定になります。

体が構造的に不安定になるということは、全身の筋肉のバランスもくずれます。

そうすると、筋肉のひきつれなどができたりしますから、腰痛が出ても不思議ではないでしょう。

でも、構造的な問題があるからと言って、腰痛などの症状が出るとは限りません。

もし、構造的な問題で腰痛が出るとしたら、常時痛みが出るはずです。

でもそういうことはありません。

実際に変形股関節症がある方に話を聞いても、常時腰痛があるわけではないと言っていました。

腰痛は、構造的な問題で出るわけではなく、他の原因で出ています。

その原因は、内臓からの影響です。

腰の筋肉が内臓から影響を受けて緊張が強くなり、腰痛が出ます。

ですから、内臓の働きを活性化するような施術をすれば、腰の筋肉に対する影響も減り腰痛も改善していきます。

その方法として、東洋医学で言われる“気”の調整を行います。

腰痛の施術というと一般的には筋肉、骨盤、背骨の調整をします。

でも、それらの方法では“気”の調整はできませんので、内臓の状態は変わりません。

その結果、腰痛も改善しにくくなるわけです。

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骨の歪みは腰痛と関係がある?

ネットで調べると、骨の歪みは、腰痛と関係あるとする説と、腰痛とは関係ないとする2つの説が出てきます。

まったく逆のことを言っているわけですから、調べる人にとってはどちらを信用したらいいのか分からなくなってしまいますね。

当院の考え

骨の歪みは、腰痛には直接関係ありません。

ただし、間接的には関係しています。

ややこしいですが、そういうことです。

例えば、腰椎や骨盤の歪みを調整すると、内蔵の働きが良くなりその結果、腰痛も改善します。

ですから、腰痛が改善するには、内臓の働きが落ちている状態を良くする必要があるわけです。

逆に言うと、腰椎や骨盤の歪みを調整しても腰痛が改善していかない場合は、内臓の状態が変化していないということになります。

例えば、慢性的に便秘がある人。

便秘がある人は、腰の痛みが出やすいですから、施術を続けても腸の状態が変わっていかない場合は、施術を続けても腰痛は改善しにくいでしょう。

骨の歪みを調整する方法は、いろいろやり方がありますが、やり方によってまったく結果が違ってきます。

内臓の状態を変化させることができる整体院に行かれることが、腰痛が改善していくかどうかの分かれ道になってくるわけです。