足を組むと腰痛はひどくなる? 

「足を組む 腰痛」で検索すると、体がゆがんで腰痛がひどくなるから、足を組むのは良くないと書いているサイトが多いです。

整体院・カイロプラクティック院のサイトのほとんどが同じことを言っています。

また、整形外科のサイトでも同じことを書いてあることもあります。

しかし、足を組んでも腰痛がひどくなるようなことはありません。

そもそも、足を組んでも体の歪みが悪化することもないです。

足を組んだ場合、筋肉の左右の長さが入れ替わるだけです。

例えば、Aという筋肉の右側の長さが50cmで左側が45cm(骨格筋は基本的に左右で一対です)だとします。

足を組むと、右と左の長さが入れ替わって、右側が45cm、左側が50cmになります。

筋肉にそれだけの変化が起こるだけで、腰の筋肉に悪影響があるわけではありません。

腰痛は、基本的に内臓が関連する場合と、腰の筋肉の筋繊維の損傷によるものがほとんどです。

補足ですが、整体院へ行くと右と左で足の長さが違うと指摘され、足の長さの違いを治さないと腰痛も良くならないといわれる場合があります。

でも、足の長さが違っても腰痛とはなにも関係はありませんので心配は要りません。

肩こりで、肩に原因がない?

肩が凝ると、マッサージで肩を揉んでもらう人が多いようです。

肩をマッサージしてもらうと、筋肉がほぐれますので肩が楽になります。

しかし、肩こりが慢性化している人は、肩をマッサージしてもらって2~3日は楽なようですが、また凝ってくるということが多いようです。

なぜ、肩をマッサージしても2~3日位しか楽ではないのでしょうか。

仮に肩の部分に肩がこる原因があれば、上手に調整していけば肩のこりは減っていくはずです。

しかし、いくら肩の部分をマッサージしても、しばらくの間だけしか肩が楽ではないということは、肩の部分には原因がないという可能性があります。

たまたま、肩の部分に凝りが出ているだけだということになります。

肩こりの人は、内臓不調の影響を受けている

肩、首にコリがある人は、横隔膜のあたりが硬くなっていて、お腹の部分を触ると、硬くなっている部分があります。

また、鎖骨の周りも敏感な人が多いです。

鎖骨の周りが敏感というのは、鎖骨の周りを軽く押しただけで、痛みがあるという意味です。

鎖骨の周りが敏感な人は、体の後ろ側にある肩甲骨の周りも緊張が強いですから、軽く押しただけでも痛みがあります。

このように鎖骨の周り、肩甲骨の周り、横隔膜、お腹が緊張して硬くなっているのは、消化器系など内臓の働きが悪くなっていて、その影響を受けているわけです。

内臓の働きが悪くなって肩が凝っている人は、肩のコリが解消するまで一般的に時間がかかります。と言うのは、内臓の働きが良くなるには時間がかかるからです。

内臓の働きが良くなってくれば、鎖骨の周り、肩甲骨の周り、横隔膜、お腹が緊張して硬くなっているのもほぐれてきて、その結果肩のこりも減っていきます。

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膝が硬いと腰痛になる?

膝が硬いと腰痛の原因になると言われることがあります。

膝が硬いというのは、太ももの裏側にある筋肉(ハムストリングス)が緊張により硬くなっている状態です。

でも、膝が硬いから腰痛になるのではなく、腰痛の症状が出ているから膝が硬くなっているのです。

ですから、腰痛予防のために筋肉をストレッチでほぐしておく必要もありません。

仮に日頃からストレッチをしておいても腰痛になる時はなります。

ストレッチはなんの意味もないわけです。

では、なぜ腰痛の症状が出ているとが膝が硬くなるのでしょうか?

内臓の働きが悪くなり、その影響で筋肉が緊張して硬くなり腰痛の症状が出ているのです。

この現象は内臓筋肉反射と言います。

一般的に太ももの裏の筋肉が硬くなるのは、日頃座る時の姿勢が悪いからだとされています。

座る姿勢が悪いと、骨盤が後ろに傾くためハムストリングが縮んでしまうので、血流が悪くなって硬くなるということらしいです。

でもそうではなく、上で書いたように内臓の働きが落ちているため、内臓と関係のある筋肉が影響を受けて緊張して硬くなっているのです。

肩こりと前かがみの姿勢は関連がありません

仕事やパソコン作業をする時、前かがみの姿勢を続けることが多いですが、そういった前かがみの姿勢は、肩こりの原因になると言われています。

肩こりの原因になるのは、首や肩などの筋肉の緊張が続いて血行が悪くなるためだとされています。

しかし、前かがみの姿勢を続けたとしても肩こりの原因とはなりません。

確かに、同じ姿勢を続けると血行が悪くなりますが、コリや痛みの原因にはなりません。

血行が悪くなるから症状が出るのではなく、肩の筋肉にある痛みやコリを感じるセンサー(受容器)が刺激されるためです。

センサーの部分はツボと言われるところです。

そのツボの部分に過剰に電磁波(気)がたまって、刺激されるため痛み、こりを感じます。

では、なぜツボの部分に過剰に電磁波がたまってしまうのでしょうか?

それは、肩の部分にある筋肉と関連している内臓器官からの反射が起きるためです。

肩こりが起きるしくみ

“気”の滞り

肩の筋肉と関連のある内臓器官の機能の低下

反射が起きる

肩の筋肉にあるセンサー(受容器)に過剰な電磁波がたまり刺激される

肩こり

そのようなわけですから、施術は“気”の滞りを整えていく調整をします。

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腰痛の原因は2種類

腰痛の原因

西洋医学では腰痛の85%が原因不明だと言われています。

残りの15%が、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離・すべり症、脊柱管狭窄症などのいわゆる骨の異常による腰痛だとされています。

病院での処置は、まず湿布、消炎鎮痛剤、牽引療法、温熱療法などを行います。

そして、ヘルニアなどの骨の異常があって症状が重症の場合は、手術が行われます。

腰痛に対する当院の考え

当院では、腰痛の原因は以下のように2種類だと考えています。

・内臓が関連する腰痛

・筋繊維の損傷による(筋、筋膜性腰痛など)いわゆる外傷性の腰痛

内臓が関連する腰痛は、腰痛全体の8割を超えていると思われます。

残る2割の腰痛が外傷性の腰痛です。

内臓が関連する腰痛

腰が痛くなってから、何ヶ月も痛みが続くことがありますが、そういった場合は、内臓が関連することが多いです。

内臓関連の腰痛は、痛み止めの薬、牽引、温熱療法、その他一般的な整体の施術をしても症状は改善しにくいです。

内臓関連の腰痛の場合は、東洋医学で言われるいわゆる“気”の流れが関係しています。

“気”の流れは、体の内外を流れるエネルギーのことです。

“気”の流れが悪くなって滞ると内臓の機能が低下し、その影響で腰の部分に痛みが出るわけです。

ですから、内臓関連の腰痛は、“気”の流れの滞りを整える調整をすると、長引いている腰痛も改善の方向に向かいます。

外傷性の腰痛

外傷性の腰痛の場合は、損傷具合によって回復するまでの期間は違いますが、基本的に損傷した組織が修復されていけば、痛みは消えます。

尚、ヘルニア、分離・すべり症などの骨の異常があっても痛みとは関係ありません。