腰痛とデトックス

機械や車などは、ある程度使い込んでくるとくたびれてきて性能が落ちてきます。

メンテナンスや修理をせずにそのまま使い続けると、ますますくたびれて最悪の場合壊れてしまって動かなくなってしまいます。

そうならないために、一定の期間使ったら整備をします。

整備をしたからといって新品とはいきませんが、本来の調子に戻ります。

人間の体も同じです。

仕事などをしすぎると疲れがたまってきます。

疲れがたまりすぎると、体の調子が落ちていきます。

体の調子が落ちたときは、疲れが取れるまで体を休めるのが一番いいかもしれません。

ところで最近、デトックスという言葉をよく耳にします。

デトックス というのは、体内に溜まった毒素を排出させるという健康法のことを云います。

整体をすることもデトックスの一種です。

整体で体を施術すると、好転反応というものが出ます。

好転反応という現象が起きることによって、体内に溜まった毒素を出しているわけです。

体内に溜まった毒素を出すと、腰痛の症状がある場合だと、症状も早く回復し安くなります。

好転反応を出す整体の方法として骨格の矯正、ストレッチなどによる筋肉のちょうせいがありますが、一番適しているのは、“気”の調整です。

“気”とは、体を流れるエネルギーのことで、滞りがあると腰痛などいろいろな症状につながりやすくなります。

腰痛の時腰の部分以外のところを施術したほうが改善しやすい

整体を行う施術所には、いろいろな症状で来られます。

腰の痛みがある場合でしたら、普通は骨盤・腰骨(腰椎)などの腰に関連した骨を調整したり、腰や足などの筋肉などを調整する施術所が多い傾向があります。

そういった処置をして腰の症状が改善するのであれば問題はありません。

しかし、腰に関連した骨を調整したり腰の回りの筋肉を調整するだけでは腰の症状が改善しないケースも少なくありません。

当整体院では、そういったケースを見こして施術の前の検査で体のどこを調整すると一番効果が出やすいかを調べてから施術に移ります。

その検査で腰に痛みがあっても、たとえば首に関連したところを施術したほうが良いという結果が出るときもあります。

腰と首には直接関係はありません。

しかし、私は、体を流れるエネルギー(気)の問題でそういった結果が出るのではないかと考えています。

整形外科では腰に痛みがあるときは、MRIなどで腰の骨を撮影して診断して、処置をします。

しかし、腰の痛みが腰以外の部分を調整すると改善するというような事実があります。

ですから、腰の部分ばかりに注目するのではなく、体全体を考慮に入れて施術していく必要があると考えています。

腰痛に大腰筋が関係している?

ネットで調べると大腰筋関連のサイトがかなりあります。

大腰筋が原因で腰痛になるということが書かれているサイトが多いようです。

確かに大腰筋は、腰痛に関係していると思います。

しかし、大腰筋のバランスのくずれだけで腰痛になると考えるのはちょっと無理があるように思います。

体の構造的には一番大腰筋が関係しているかもしれません。

でも、私は大腰筋だけではなく全身の筋肉が腰痛に関与しているのではないかと考えます。

その理由は、首を触っても足の指を触っても手や腕を触っても腰痛が変わるからです。

もし大腰筋以外の所を触って腰痛が変化しなければ、そのように考えませんが、大腰筋以外の所を触っても変化するわけですから、そのように考えるしかありません。

腰痛改善は大腰筋エクササイズで十分?

腰痛をよく起こす人の姿勢を観察すると、骨盤が前に倒れてお腹がポッコリ出ている姿勢になっている場合が多いです。

そういった状態は、最近よく言われている反り腰と言われる姿勢です。

反り腰の姿勢は大腰筋の異常が原因と言われています。

ですから、大腰筋の異常を直す方法として、大腰筋エクササイズが注目されています。

エクササイズの方法としては、床に寝て行う体操、立った状態で行う体操、ストレッチポールなどの道具を使った体操などがあります。

その他には、大腰筋を意識して自転車をこぐ方法などがあります。

確かに反り腰の姿勢になる原因は、大腰筋がおおいに関係しています。

しかし、反り腰の姿勢に関係するのは大腰筋だけではありません。

大腰筋以外にも反り腰に関係する筋肉はたくさんあります。

下肢の筋肉、骨盤周りの筋肉、肩の周りの筋肉、上肢の筋肉、背中の筋肉など全身の筋肉が間接的に関係しています。

仮に大腰筋のエクササイズを行って反り腰の状態が変化したとしても、反り腰の姿勢に関係がある他の筋肉のバランスがくずれていると、その影響でまた反り腰の姿勢に戻りやすくなります。

ですから、反り腰を改善させるには大腰筋を含めて全身のバランスを考えて行う必要があります。

悪い姿勢を続けると肩こりの原因になる?

街を歩いていると、時々ひどく体を右か左に傾けて歩いている人を見かけます。

そういう姿勢になったのは、さぞかし悪い姿勢ですごしていたのかなと思われる人もいるかもしれませんが、そういうことはありません。

悪い姿勢と言うと、例えば女性の横座り。

あの横座りの姿勢を長年続けていると、筋肉のバランスに偏りが起きて体の歪みがひどくなり、肩こりの原因になるという見方もあります。

悪い姿勢を続けても体は歪まない

しかし、横すわりを長年続けたとしても、姿勢が傾くわけではありません。

と言うのは、横座りの姿勢を続けていても、しばらくすれば元の姿勢に回復します。

人間の体は、悪い姿勢を続けたところで、体が歪むわけではないのです。

体は、そのように出来ています。

他の施術師の人は、悪い姿勢を続けていると、体の歪みがひどくなるから悪い姿勢を止めなさいと、よく言いますね。

かく言う私も、以前は悪い姿勢を続けていると、体が歪むと思っていました。

と言うのは、整体を習った時にそのように教えられていてなんの疑問も持っていなかったのです。

しかし、今はそのようには思っていません。

体が歪んだりするのは、内蔵の機能の低下が関係していると考えます。

内臓の機能の低下により筋肉が影響を受けて、筋肉のバランスがくずれ、その結果筋肉の緊張が強くなり、肩こりが起きるのです。

歯の噛み合わせが悪いと肩こりになる?

歯の噛み合わせが悪いと、肩こりになると一般的には言われています。

噛みあわせに異常があると、体全体のバランスに影響があるため肩こりなどの原因になるというわけです。

歯の噛みあわせと肩こりは関連性はありません

しかし、そのようなことはありません。

誰でも多かれ少なかれ噛み合わせの異常がありますが、それが原因で肩こりになることはありません。

ですから、歯科医院で治療してもらったとしても肩こりが改善することはありません。

治療をすると、一時的に肩こりの症状が軽くなることはあります。

でも、噛み合わせは、肩こりの原因ではないので、また肩こりの症状がぶり返してきてしまいます。

肩こりの原因は別のところにあります。

他でも書いていますが、東洋医学で言われる“気”(エネルギー)の流れの滞りが原因です。

“気”が滞ると内蔵機能が低下し、内臓と関係のある肩の筋肉が影響を受け肩こりの症状となっています。

“気”の滞りを調整して、内蔵機能を高めていけば内臓と関係のある肩の筋肉の緊張も和らぎ、肩こりの症状も改善の方向へ向かいやすくなります。