ストレッチの種類

現在は、背骨をボキボキするような荒療治は敬遠されるようになっているため、ストレッチのようなソフトな施術が広まってきています。

しかし、いくらストレッチがソフトで安全だといっても、やり方を間違えれば症状が悪化して長引くことになりかねません。

ストレッチには種類があって

・静的ストレッチ(スタティック)

・動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)

の2種類です。

静的ストレッチ(スタティック)

静的ストレッチは、一般的に広く行われている方法です。

伸ばしたい筋肉の片方の端を固定して行います。

動的ストレッチ(スタティック)

動的ストレッチは、筋肉を固定せずに行う方法です。

例えば、ラジオ体操がそうです。

そして、極論を言えば、体を動かすことすべてが動的ストレッチということになります。

ですから、さあこれからストレッチをやるぞと意識しなくても体を動かすだけでいいわけです。

そして、特殊な方法として“気”(エネルギー)の流れを意識してやるストレッチもあります。

この方法は、非常に効果が高くて内臓が関連した症状にも対応できるものです。

尚、普通の静的ストレッチ、動的ストレッチの場合は神経に刺激を加える方法ですから内臓が関連する症状には効果は期待できません。

整体と呼吸法

呼吸法(例えば、腹式呼吸)をやると健康にいいということです。

確かに呼吸法をやると体調が良くなり、腰痛や肩こりが改善したという人もいるでしょう。

しかし、呼吸法をやったその効果が長く続くかどうかはまた別の話です。

いろいろな健康法がありますが、その健康法の効果ばかりが強調されているような傾向があります。

健康法をやったおかげで健康を害する人も少なからずいます。

例えば、断食。断食に成功すると、それまでかかえていた体の不調が嘘のように消えることもあります。

しかし、断食に失敗した場合は、命を落とすこともあります。

ですから、いろいろな健康法は気軽にするものではありません。

安易に呼吸法をやるのは危険

呼吸法の話に戻ります。

整体では呼吸を利用して施術する方法があります(呼吸を使わない整体の方法もあります)。

その方法は、操作をする時それに合わせて、呼気でやったり吸気でやったりします。

ですが、呼吸を使った整体の一番効果のある方法は、呼吸の間隙(かんげき)といって呼気から吸気に移る瞬間または、吸気から呼気に移る時に操作する究極のやり方があります。

この方法を使ってやればかなりの効果が出ます。

しかし、この方法は高度な方法ですから使える人はほとんどいません。

このように呼吸法というのは上手くやることが出来れば体調が良くなる可能性は高くなります。

しかし、上手くいかなければ危険です。

整体の研修会などでも技術の練習中に呼吸の使い方を失敗して、体がおかしくなることがよくあります。

呼吸法をやって体の調子が良くなるのは、やった呼吸法が理にかなっていて、体に合ったやり方をした場合だと思います。

逆に体の調子を崩した場合は、体にあってないやり方をしたからでしょう。

経験や知識のない人にとってその呼吸法が自分に合っているかどうかを判断するのは難しいです。

呼吸法をある程度やってみて初めて合わなかったことが分かります。

でも、分かった時には体に相当ダメージを受けて調子の悪いのが続くこともあります。

ですから健康のことを紹介するサイトで呼吸法のやり方を書いてあることが多いですが、ほとんど知識がないのに軽い気持ちで試すことは危険ですので、なるべくやらないほうが賢明です。

姿勢が悪くなる原因は・・・・・・

姿勢が悪くなる原因を検索してみると、

・骨盤の歪み

・悪い姿勢を長時間続けた

・体型

・運動不足による筋肉の未発達

などとしているサイトが数多くあります。

ですから、これらのサイトに書かれていることが正しいと考えている人が少なくないでしょう。

以前は、私も上にあげたようなことが姿勢に影響していると考えている時期もありました。

しかし、現在はこれらのことは悪い姿勢の原因ではないと考えます。

悪い姿勢は、内臓の機能の低下が原因になっていると考えます。

そして、内臓の機能の低下は、“気”という体を流れるエネルギーの滞りが関係しています。

悪い姿勢になるしくみ

エネルギーの滞り

内臓の機能の低下

筋肉が影響を受けてバランスが悪くなる

姿勢が悪くなる

エネルギー(気)の滞りに影響を受けて、筋肉のバランスが悪くなり、姿勢がくずれてしまうといった考え方は、東洋医学独自のものです。

東洋医学というと、オカルトチックで怪しいものだと考えている施術者も少なくないです。

以前は、私も西洋医学的な手法で施術をしていましたが、あまりいい結果を残すことが出来ませんでした。

でも、体を調整していくためには、東洋医学的な手法でないとなかなか改善につなげることは難しいです。

それはともかく、お年寄りの中にはかなり背中が折れ曲がった人を見かけます。

そういう人は、内臓の機能の低下によってだんだん丸くなっていったと考えられます。

ですから、決して悪い姿勢を長時間続けたり、運動不足などが原因しているのではないのです。

体の歪みは症状と関係ある?

症状の原因は、体のゆがみが関係していると謳っている整体院が少なくありません。

かくゆう私も以前はそのように考えていました。

確かに、歪み度合が大きい人は、いろいろな症状を抱えていることが多いです。

ある意味歪みの度合と症状は比例している面があります。

しかし、体が歪んでいるから、いろいろな症状が出るわけではないのですね。

外傷、内臓など体の機能の低下によって、筋肉などの組織が影響を受けて症状が出ます。

その時に、体も歪みます。

ですから、体のゆがみは、結果であって症状の原因とは違うわけです。

 

ところで、整体やカイロプラクティックの施術で、背骨などの骨格の矯正、筋肉の調整をすることが多いです。

骨格の矯正、筋肉の調整は、症状を改善させるために行ないます。

しかし、骨格の矯正、筋肉の調整では、症状は改善しにくいのです。

腰痛などの症状は内臓の機能低下が関連していることが多いのですが、内臓の機能低下は、いわゆる“気”の滞りが原因で起きています。

ところが、骨格の矯正、筋肉の調整では、神経に刺激を加えるだけで、“気”の滞りを整えることができないため症状を改善しにくくなるわけです。

※“気”とは体を流れるエネルギーのことです。

腕、足の筋肉の硬くなっている部分を調整すると腰痛は改善する?

腰が痛い時に膝の裏や腕などの硬くなってコリになっている部分をストレッチや骨の矯正などによって調整すると、腰痛が軽くなることがあります。

腰から離れていて、まったく関係のない部分なのに腰痛が軽くなるのは不思議な感じがしますね。

こういったことが起こるのは、体の構造的なことが関係しています。

ただ、腰痛が軽くなると言っても、このような方法は症状に対しての手当てです。

いわゆる対症療法といわれる方法ですので、慢性化した腰痛を改善していくことは難しいです。

慢性化した腰痛は、内臓の関連痛として症状が出ていることが多いので、また別の方法で調整する必要があります。

その方法は、いわゆる“気”の調整です。

“気”の調整とは、体の中を流れるエネルギーを調整することです。

“気”は、内臓の働きに関係していますので、内臓の働きが落ちると、関連する筋肉に影響を与えるため、腰痛の症状につながります。

こういった考え方は、東洋医学などの独自のもので西洋医学にはないものです。

膝の裏や腕などの硬くなってコリになっている部分を調整した場合は、“気”の調整をすることが出来ないため、内臓の関連痛による腰痛を改善しにくいわけです。