背骨を押すとズレが直る?

腰の痛みなどの症状でカイロプラクティックを受けると、調整と称して体を捻って背骨や骨盤などを手などで押したり、腰の部分が落下するテーブル(ベッド)で背骨や骨盤を施術するところがあります。

カイロプラクティックを訪れる人は、それを期待してカイロプラクティックを受けていると思います。

骨はちょっと力を加えたくらいでは動かない

しかし、背骨や骨盤はちょっと手で押したくらいでは動きません。

もし仮に本当に背骨や骨盤を動かそうとすれば、何百キロかの力を加える必要があります。

何百キロの力を加えて動いたとしたら、多分関節が壊れます。

力を加えた骨が首の骨だとしたら多分あの世行きです。

あの世行きでなくても、確実に脊髄損傷で車椅子生活は間違いないです。

では、実際カイロプラクティックで、背骨や骨盤に軽い力を加えて、体が楽になるのはどうしてなのでしょうか?

それは、骨に軽い力を加えることによって神経にショックを与えているのです。

神経にショックを与えると、骨の周りの筋肉、筋膜、靭帯などの緊張がほぐれて、体が楽になるということです。

ですから、決して手で骨を押しても骨のズレは戻りません。

ただし、手の力では骨は動いてくれませんが、体の働きを利用すれば、触れるだけの刺激でも骨は動いてくれます。

骨が動くといっても、1mmくらいです。

当院では、その体の働きを利用して骨が動くような調整で施術を行っております。

施術の時の刺激の強さ

マッサージやリラクゼーションサロンなどのHP、ブログなどを見ると、体を押したり揉んだりする時の強さは、お客様のご希望に応じて強さの加減をしますなどと書かれています。

しかし、痛み、しびれなどの症状改善を目的として施術する場合には、お客様のご希望をお聞きして、強さ加減を調整していては症状の改善は難しくなります。

と言うのは、症状改善をさせるためには最適の強さというものがあるからです。

では、その強さの基準ですが、それはその時の体の状態によって変わります。

体の状態といっても、症状の具合で強さを決めるわけではありません。

具体的には、体に強さを変えて刺激をしてみて、一番体が整う刺激の強さでもって施術を行います。

ですから、弱い刺激が最適な場合は、弱い刺激でもって施術を行い、強い刺激が最適な場合は強い刺激でもって施術を行います。

他のところではこのようなやり方の施術を行っていることは少ないですから、戸惑われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞご理解いただけるようお願いいたします。

ハードな施術・ソフトな施術

整体には、いろいろな施術方法があります。

ハードな方法やソフトな方法いろいろあります。

ハードな方法は、体をひねって背骨をボキボキするやり方。

体をひねらずに、うつぶせで背骨を強い力で調整するやり方。

ソフトな方法は、体に触れる程度の力で調整するやり方など。

施術を受けられる人によってそれぞれお好みがあると思います。

ハードな方法でないと整体を受けた気がしないという人。

逆に、ハードな方法は怖いからソフトな方法でやって欲しいという人。

いろいろな人がみえます。

ハードな施術方法は、たしかに施術を受ける人は、やってもらったという満足感はあります。

しかし、施術に熟練した人がやらないと危険です。

未熟な人がやると、逆に体がおかしくなることがあります。

一見ハードにみえる施術方法でも、名人達人クラスの人の施術は実際施術を受けてみると意外とソフトらしいです。

未熟な人は、力加減がわからないから逆に体をおかしくするわけです。

当整体院はハードな施術はしないので安心してください

整体は痛いことをされたり、骨をボキボキさせたりするというイメージがあるのか知りませんが、整体が初めてという方は緊張のためか体がガチガチになっていることがあります。

女性はもちろんですが、男性の方でもそうです。

でも、私の所は痛いことはもちろん骨をボキボキさせたりしませんので、最初は力が入ってガチガチになっている方も施術をやっていくうちに安心されるのかそのうち力が抜けます。

私もこの仕事を始める前に整体にかかったことがありますが、首をひねってボキッとやられた時には、身構えて力が入った記憶があります。

その時、整体の先生に力を抜いてと云われましたが、怖いですからどうしても力がなかなか抜けませんでした。

ですから、初めて整体にかかられる人の気持ちが分かります。

整体と呼吸法

呼吸法(例えば、腹式呼吸)をやると健康にいいということです。

確かに呼吸法をやると体調が良くなり、腰痛や肩こりが改善したという人もいるでしょう。

しかし、呼吸法をやったその効果が長く続くかどうかはまた別の話です。

いろいろな健康法がありますが、その健康法の効果ばかりが強調されているような傾向があります。

健康法をやったおかげで健康を害する人も少なからずいます。

例えば、断食。断食に成功すると、それまでかかえていた体の不調が嘘のように消えることもあります。

しかし、断食に失敗した場合は、命を落とすこともあります。

ですから、いろいろな健康法は気軽にするものではありません。

安易に呼吸法をやるのは危険

呼吸法の話に戻ります。

整体では呼吸を利用して施術する方法があります(呼吸を使わない整体の方法もあります)。

その方法は、操作をする時それに合わせて、呼気でやったり吸気でやったりします。

ですが、呼吸を使った整体の一番効果のある方法は、呼吸の間隙(かんげき)といって呼気から吸気に移る瞬間または、吸気から呼気に移る時に操作する究極のやり方があります。

この方法を使ってやればかなりの効果が出ます。

しかし、この方法は高度な方法ですから使える人はほとんどいません。

このように呼吸法というのは上手くやることが出来れば体調が良くなる可能性は高くなります。

しかし、上手くいかなければ危険です。

整体の研修会などでも技術の練習中に呼吸の使い方を失敗して、体がおかしくなることがよくあります。

呼吸法をやって体の調子が良くなるのは、やった呼吸法が理にかなっていて、体に合ったやり方をした場合だと思います。

逆に体の調子を崩した場合は、体にあってないやり方をしたからでしょう。

経験や知識のない人にとってその呼吸法が自分に合っているかどうかを判断するのは難しいです。

呼吸法をある程度やってみて初めて合わなかったことが分かります。

でも、分かった時には体に相当ダメージを受けて調子の悪いのが続くこともあります。

ですから健康のことを紹介するサイトで呼吸法のやり方を書いてあることが多いですが、ほとんど知識がないのに軽い気持ちで試すことは危険ですので、なるべくやらないほうが賢明です。

体のゆがみを基準にしても整体施術は出来ません

整体、カイロプラクティックの施術者は、体の歪みを見てそれを基に施術をすることが多いです。

しかし、体の歪みは、施術をする判断基準の一つにすぎません。

もちろん体のゆがみを見ることは大事です。

私も体のゆがみは、施術前後に調べます。

骨盤がこういう風にゆがんで背骨がこういう風にゆがんでいると。

ところで、体のゆがみが腰痛などの原因になっているという説があります。

しかし、体のゆがみというのはあくまでも結果であって、原因ではありません。

体の中でどこか働きが悪くなった結果、筋肉が影響を受けて体がゆがむわけです。

体がゆがむということは、体は正常に働いているわけです。

生きている間は、体が不調になれば必ず体はゆがみます。

でも、体のゆがみからは、どこを調整すればよいかという情報は得られません。

背骨のゆがみを調べて、腰痛なら骨盤が右にゆがんでいるから左に戻せばよいとか、腰椎の5番が左にゆがんでいるから右に戻せばよいという風に。

以前は私も腰痛なら骨盤や腰椎のゆがみを調べて、それを調整して施術をしていました。

しかし、その方法では腰痛の症状が良くならないことが少なくありませんでした。

現在は、施術の方法を見直して腰痛の症状があっても骨盤や腰椎を調整するということはやっていません。

施術の方法を見直した結果、以前よりも施術結果が良くなりました。

整体、カイロプラクティック選びは迷いますね

最近は、整体、カイロプラクティックを行う所が増えていますので、施術を受けられる方にとっては、選択肢が増えて結構なことだと思います。

しかし、逆にあまりに整体院の数が多いと、どこを選んで良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。

外食をする場合などは、とりあえず近くの店に飛び込んで食べてもさほど問題が起こることはありません。

でも、食べ物と違って体を調整してもらうわけですから、とりあえず近くの整体やカイロプラクティックの施術所に飛び込みで、行ってみるというわけにもいきません。

かと言って、誰かにどこか良いところを紹介してもらうという手もありますが、あまり紹介もあてになりません。

紹介してもらった先生の人柄が良くて評判が高くても、必ずしも腕が良いとは限らないからです。

また、経験年数もあまり腕とは関係ありません。

とは言え、経験年数が1年や2年だとちょっと心配です。

しかし、どんな世界でも経験年数は少なくても非常に優秀な人もいます。

ですから、こういったことは、直接施術を受けてみないことには分からないということです。

施術の効果を知る方法

腰痛、肩こりなどの症状で整体に通われている人は多いですが、その通っている整体の効果があるかどうかを知る方法があります。

もちろん、一番気になる症状が解消するのが一番ですが症状が慢性化していると、なかなかそういうわけにはいきません。

症状が慢性化していれば、やはり気になる症状がスッキリなくなるまでにはある程度日にちはかかります。

気になっている症状がすぐに良くならないからといってコロコロ施術所を渡り歩くのもどうかと思います。

慢性の腰痛、肩こりの症状は、良くなるまでそれこそ薄皮をはぐような感じで症状が変化していきますのでなかなか症状の変化に気づきにくいです。

施術を受けて劇的に症状が解消することを期待している人が多いですが、そのようなことはむしろ少ないです。

そこで整体の施術効果が出ているのか、そうではないかを知る方法です。

内臓の働きが良くなっているか

内臓の働きは、調子の波がありますが整体を受けてられて、全体的に調子が良くなっていれば気になる腰痛、肩こりなどの症状も好転していくはずです。

なぜ内臓の働きが良くなるっているかが、施術の効果の判定になるかと言いますと、腰痛、肩こりの原因の殆どが内臓の働きに関係があるからです。

過去の怪我などのきっかけで、腰痛、肩こりの症状が出始めることも多いですが、過去の怪我が基で内臓の働きを悪くして、腰痛、肩こりの症状をこじらせてしまうことも多いですので、施術が効いているかどうかの材料として内臓の働きの良し悪しを挙げたわけです。

安全な整体

体の調子が悪くて整体を受けたら、よけいに症状がひどくなったという人が、ちょくちょく来られます。

整体は体を整えるものなのに、体を壊されたのではシャレにもなりません。

整体を受けられる人の中には、ソフトな整体では物足りないと思っている人もいますので、話がややこしくなります。

確かに、ボキッとかポキッと背骨を鳴らしてもらうと、いかにも効きそうな気がします。

背骨の音がしたからといって、背骨が矯正されているわけではないのです。

しかし、施術師の中には、背骨が矯正される時の音だと説明している人がいますが、まったく違います。

確かに、背骨の音がするとその場で痛みが取れることもあります。

でも、それも長続きしません。早い人ですと数時間~1日で元に戻ってしまいます。

私も過去に背骨をボキボキしてもらった経験があります。

確かに、その場で痛みがなくなりましたが、翌日には元に戻ってしまいました。

その時、関節ボキボキの施術は即効性があるけど、持続性がないなと思いました。

でも、痛みが取れますので、何年間も通っている人がいることは確かです。

ただ、持続性がありませんので、何年間通っても良くなっていくことはありません。

何年間も通って逆に悪化する人もいます。

そして、筋肉に力がない人に数回、関節ボキボキをやっただけで、体がおかしくなってしまうこともあります。

ですから、首に対する関節ボキボキの施術は特に危険です。

悪くすれば、車椅子生活になる恐れがあります。

また、腰椎椎間板ヘルニア・腰椎スベリ症・腰椎分離症など骨に異常がある人に対してもボキボキ音をさせる施術は危険です。

このようなことがありますので、当整体院では背骨に強い力を加えるような施術を行いません。

当整体院では、筋膜に対する施術を行うことによって、体の調整を行っております。

関節に対して、力を加えませんので物足りないと思われる人もいることは確かです。

でも施術は安全が一番だと考えていますので、当整体院では危険な施術はおこなうことはありません。

痛いところが悪いと思っていませんか?

腰・肩などが痛いと、痛い部分が悪くなっていると思っている人が多いようです。

そのせいか、痛い部分を触らないと不思議な表情をされる人が多いです。

症状があるところと別のところを触っていると「痛いのはそこじゃないです。肩が痛いのです肩をやってください。」と言われることもあります。

それで、痛いのは肩ですけど肩を触って施術しても、症状は良くならないのですと説明します。

痛いところに原因はない

実際に痛い肩以外の別のところを施術して痛い肩の症状が良くなっていくと、「なるほど肩が痛くなった原因はそこにあったのですね。」と納得される人もいますし不思議そうな顔をされる人もいます。

実際、症状のあるところに原因があることはまれです。

ほとんどの場合、症状とは別のところが原因となっていることが多いです。

ですから、症状のあるところを触って施術して症状が取れたとしても、まず短期間で元の状態に戻ってしまって、再び同じ症状が出てくるでしょう。

そうならないためには、症状の元となっているところを施術する必要があります。

症状の元となっているところを施術すれば、早ければ一度の施術で良くなっていくこともあります。

また慢性化している場合は多少時間がかかることもあるかもしれません。特に何年何十年の慢性の症状の場合はそういうことが云えます。

前に、うちに来られていた人なのですが、その人は何十年も体のあちこちに症状が出て調子が悪かったそうです。

それで、ある整体院に何年も通っていました。

施術をしてもらうと、2~3日は体が楽で、また施術をしてもらうと、2~3日は体が楽ということを何年も繰り返していました。

多分その整体院さんは、対症療法(痛いところを施術する方法)の施術をやられていたのでしょう。

それで、他を探していて私の所に来られるようになりました。この方は、何十年も調子が悪かったわけですから、時間がかかりました。

しかし、うちに来られるようになってからは、だんだん体が楽になってきて、2~3日で元の状態に戻ってしまうということはなくなりました。

そのように体が変化してきたのは、痛いところを施術するのではなく、体が変わるポイントを施術したからだと思います。

整体などの民間療法は、西洋医学とは体の観方が違います

足をクルクル回して、そして体のいろいろなところを調整したら慢性中耳炎の子供の症状が良くなったと、あるブログに書かれていました。

私も過去にそういった経験があります。

ただし、私の場合は、足をクルクル回したりはしません。

他の方法で施術します。

しかし、体をいろいろ操作すると、体の状態がいろいろと変化しますので西洋医学で慢性だと言われている症状が、あっけなく消えてしまうことがあります。

ですから、病院にしかかかったことがない人は、不思議そうな顔をされます。

でも不思議でも何でもありません。

西洋医学と民間療法は、体に対する観方が違います。

体に対する観方が違いますから、当然体に対する処置の仕方も違ってきます。

西洋医学では、基本的に症状がある所、異常がある所を触ります。

しかし、私が行っている整体では、直接症状のある部分に触れて施術することはありません。

では、なぜ症状のある所、異常がある所を触れないのに症状が改善してしまうのでしょうか。

それは、昔から東洋医学などで言われているように体の中を流れている、血液、リンパ液などの体液の流れが良くなって神経の伝達力が回復したからということになります。

ただ、施術と言っても、人がすることです。

人がすることですから、施術をする人によって、体の変化の具合が違ってきます。

体の変化の具合が違ってくれば、当然施術した後の症状改善具合も違います。

ですから、うまく体を変化させることが出来れば、思ってもいないことも起きます。