姿勢が悪くなる原因を検索してみると、
・骨盤の歪み
・悪い姿勢を長時間続けた
・体型
・運動不足による筋肉の未発達
などとしているサイトが数多くあります。
ですから、これらのサイトに書かれていることが正しいと考えている人が少なくないでしょう。
以前は、私も上にあげたようなことが姿勢に影響していると考えている時期もありました。
しかし、現在はこれらのことは悪い姿勢の原因ではないと考えます。
悪い姿勢は、内臓の機能の低下が原因になっていると考えます。
そして、内臓の機能の低下は、“気”という体を流れるエネルギーの滞りが関係しています。
悪い姿勢になるしくみ
エネルギーの滞り
↓
内臓の機能の低下
↓
筋肉が影響を受けてバランスが悪くなる
↓
姿勢が悪くなる
エネルギー(気)の滞りに影響を受けて、筋肉のバランスが悪くなり、姿勢がくずれてしまうといった考え方は、東洋医学独自のものです。
東洋医学というと、オカルトチックで怪しいものだと考えている施術者も少なくないです。
以前は、私も西洋医学的な手法で施術をしていましたが、あまりいい結果を残すことが出来ませんでした。
でも、体を調整していくためには、東洋医学的な手法でないとなかなか改善につなげることは難しいです。
それはともかく、お年寄りの中にはかなり背中が折れ曲がった人を見かけます。
そういう人は、内臓の機能の低下によってだんだん丸くなっていったと考えられます。
ですから、決して悪い姿勢を長時間続けたり、運動不足などが原因しているのではないのです。