街を歩いていると、時々ひどく体を右か左に傾けて歩いている人を見かけます。
そういう姿勢になったのは、さぞかし悪い姿勢ですごしていたのかなと思われる人もいるかもしれませんが、そういうことはありません。
悪い姿勢と言うと、例えば女性の横座り。
あの横座りの姿勢を長年続けていると、筋肉のバランスに偏りが起きて体の歪みがひどくなり、肩こりの原因になるという見方もあります。
悪い姿勢を続けても体は歪まない
しかし、横すわりを長年続けたとしても、姿勢が傾くわけではありません。
と言うのは、横座りの姿勢を続けていても、しばらくすれば元の姿勢に回復します。
人間の体は、悪い姿勢を続けたところで、体が歪むわけではないのです。
体は、そのように出来ています。
他の施術師の人は、悪い姿勢を続けていると、体の歪みがひどくなるから悪い姿勢を止めなさいと、よく言いますね。
かく言う私も、以前は悪い姿勢を続けていると、体が歪むと思っていました。
と言うのは、整体を習った時にそのように教えられていてなんの疑問も持っていなかったのです。
しかし、今はそのようには思っていません。
体が歪んだりするのは、内蔵の機能の低下が関係していると考えます。
内臓の機能の低下により筋肉が影響を受けて、筋肉のバランスがくずれ、その結果筋肉の緊張が強くなり、肩こりが起きるのです。