腰の痛みが出たり、作業をしたり重いものを持つ機会が多い人はコルセットを使うことが多いと思います。
ひどい痛みの時は別ですが、コルセットを付けていると腰の痛みが和らぎますし、安心感があるかもしれません。
コルセットを常用している人も、本当は早くコルセットから卒業したいとお考えだと思います。
特に夏などは、コルセットを付けていると腰の所が蒸れますからね。
コルセットは腰痛を治さない
ところで、コルセットで腰を締め付けると痛みが和らぐのは、腰の周りの痛めている筋肉の伸び縮みを制限しているからなのです。ですから痛みは和らぎますが、腰の動きが制限されますから動きづらくなります。
それにコルセットの役割は、痛めている筋肉の伸び縮みの制限をしているだけですから、筋肉自体が正常の長さに戻るわけではありません。
筋肉自体を正常な長さに戻すには、自分でやるストレッチや体操などの方法がありますが、一般の人が行うにはちょっと難しいかもしれません。
ストレッチや体操を行って、逆に腰の痛みがひどくなったという人もあるようですから、餅は餅屋ということで、専門の人に任したほうが確実かもしれません。