ギックリ腰を起こした時に炎症があるということで、冷湿布を貼ったり、氷などで冷やしたりする整体院や接骨院が多いようです。
私の所では、現在はそういった冷却療法はやっていません。過去には、アイスパックを購入し、施術と併用して冷却療法をしばらくの間やっていた時期もあります。しかし、筋肉を調整する施術法をやるようになってからは自然にやらなくなりました。
ギックリ腰は必ずしもアイシングをしなくてもいい
筋肉をしっかり調整すると、冷却療法を併用しなくても炎症が早く取れて、施術効果が上がるから冷却療法をやらなくなったということです。
皮膚には、温度を感じるセンサー、痛みを感じるセンサーなどがありますが、湿布などで冷やすと温度を感じるセンサーが調整され、手で筋肉を施術すると痛みを感じるセンサーが調整されます。
温度を感じるセンサーを調整しても、痛みを感じるセンサーを調整しても結果的に炎症が早く引いて痛みなどの症状が調整されるわけです。
このような理由で、冷却療法をしなくても、手による筋肉の調整だけで身体を調整できるようになったということです。
冷却療法も手で筋肉を調整する方法も、鍼を打ったり、お灸をしたりする方法もすべて筋肉のバランスが取れればどの施術法を行っても同じように結果が出ます。
ですから、症状によって鍼が良いとかお灸が良いとか言われていますが、そのようなことはありません。
どんな方法でも、ひとつのやり方で筋肉のバランスが取れれば、施術効果は同じです。
いろいろなことを併用して施術をやっている人がいますが、ひとつの方法をやって上手く施術効果が出ないから、いろいろなことをやるわけなのです。
整体だけで調整が出来れば、いろいろなことをやる必要がないわけです。また、鍼を打つ人でしたら、鍼だけで上手く調整が出来ればそれでいいわけです。
冷却療法も同じことです。