杖をついて歩く老人のイラスト

腰痛は年のせい?

腰痛で病院へ行くと年のせいなどと言われることがあります。そのようなことを言っている医師も、冗談半分で言っているとは思います。

しかし、言われる方は冗談で言っていることは承知しているとは思いますが、年のせいなどと言われるのは、あまり気分が良いとは言えないでしょう。

特に女性の場合は、そうだと思います。実際に私の所へ来られた人が、「年のせい」などと言われて面白くなかったと仰っておられました。

加齢による骨の変形は痛みとは無関係

それはともかく、誰でも年をとれば体のアチコチが衰えます。

腰の骨の関節なども、年と共に変形してきます。しかし、骨や関節が変形したからといって、腰が痛い、だるい、重いといった症状が出るとは限りません。

私も20代の頃腰痛でレントゲンを取ってもらったら、腰の骨(腰椎)が変形していると言われました。腰が痛いのは腰の骨が変形しているからだと言われましたが、その時はなんの知識もありませんでしたから、そういうものなのかなと思っていました。

仮に、加齢によって骨、関節の変形が腰、膝の痛みの原因だとしたら、四六時中痛みが出るはずですが、痛い時と痛くない時があるのは、説明がつきません。

腰の痛みは骨、関節の変形が原因ではありません。ほとんどが筋肉、筋膜、靭帯などの軟部組織の問題です。筋肉の使いすぎや内臓からの関連痛などが、腰の痛みとなっています。