カテゴリー別アーカイブ: 肩こり

肩こりの男性

疲労がたまると肩こりが出る?

一般的に仕事や家事などで疲労がたまると、肩こりの症状が出るとイメージしている人が多いと思います。

しかし、ただ疲労がたまっただけでは肩こりの症状は出ません。

肩こりは、以下の3つの原因です。

・外傷

・肩甲挙筋、僧帽筋(肩こりを感じる筋肉)の使いすぎ

・内臓からの影響

ただ、現実には疲れがたまってくると肩こりが出るという人もいます。

ですから、私が言ってることは矛盾があるように思えます。

でも、矛盾はありません。

疲れによって肩がこっているように見えますが、本当は内臓の影響で肩こりが出ているのです。

つまり、疲れは肩こりが出るきっかけになっているだけなのです。

内臓と筋肉の関連

肩甲挙筋・・・膀胱

僧帽筋上部繊維・・・尿管

僧帽筋中部繊維・・・十二指腸

僧帽筋下部繊維・・・大腸(下行結腸)

上に内臓と筋肉の関連を書きましたが、疲れによって内臓が影響を受けて、さらに筋肉が内臓からの影響があり肩こりになっているわけです。

図式化すると

疲れ

内臓

筋肉

肩こり

となります。

肩こりに膀胱が関係ある?

肩甲骨と首の骨(頚椎)に付着している肩甲挙筋という筋肉があります。

肩こりの症状がある人は、この筋肉の部分が緊張して症状が出ることが少なくありません。

肩甲挙筋は、名前の通り肩甲骨を引き上げる働きがあります。

そして、肩甲挙筋は膀胱と関連があります。

ですから、膀胱の働きが良くないとその影響で肩甲挙筋が緊張して、肩こり、首の後ろの部分が痛くなることが少なくないです。

もし、膀胱からの影響で肩甲挙筋が緊張して、肩こり、首の痛みが出ている場合、いくら症状ある部分を調整しても、あまり意味はありません。

一時的に症状が和らぐだけで、また症状がぶり返してくることでしょう。

肩こり、首の痛みを改善に導くには、当然ながら膀胱の働きが良くなっていくような施術をしていく必要があります。

と言って、肩こり、首の痛みがある時に症状がある筋肉と関連のある膀胱に関係しているツボを操作しても、症状が改善するとは限りません。

まったく関係のない部分のツボを操作したほうが、症状が改善されることのほうが多いです。

その辺が体の調整することの難しさがあるわけです。

樹木

肩こり・首痛の症状がこじれる原因

首、肩の症状が慢性化してこじれている人が多いですが、なぜそうなるのでしょうか?症状がこじれるのは、ストレスからくることが多いと言われています。

肩こり・首痛の症状がこじれるのは、過去の怪我、病気などが原因

私はむしろ肉体的な面からの原因のことが多いように考えています。

なぜそう考えるかと言いますと、むち打ちを初めとした怪我、病気、手術、女性ですと出産をしてから首、肩の症状が始まったと言われる人が多いからです。

怪我、病気、手術、出産など

組織の損傷

組織の瘢痕化(はんこんか)で硬くなる

静電気がたまりやすくなる(気の流れが悪くなる)

自律神経が影響を受ける

痛みが出やすくなる

首、肩などの症状がこじれるのは、上記したようなことになると考えます。

怪我、病気、手術、出産などで組織が損傷して痛みが出てから、時間が経つと痛みが治まります。

しかし、痛みが治まったからといって損傷した部位が良くなったわけではないのです。また、怪我と言っても、大きな怪我だけではありません。

ごくありふれた、軽い肉離れ、軽い捻挫程度の怪我でも組織が損傷して、痛みは治まってもその後に組織は硬くなります。

ですから、硬くなったままにしておくと、症状が出やすくなり、こじれて慢性化します。

こじれて慢性化してからだと、整体の施術を行っても症状が回復するまである一定の期間を要することになります。

首、肩などの症状がこじれるのを防ぐためには、組織が瘢痕化して硬くなる前に整体の施術で適切な処置をしたほうが後々苦労しなくてすみます。

※ 組織の瘢痕化

外傷などで組織が損傷して出来るもので、簡単に言えばカサブタを指します。
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樹木

肩こり、首こり、首のはりの施術

肩、首の部分は

・頭痛(頭重)

・めまい

・集中力低下

・気力低下(うつ)

・慢性疲労(疲れが取れない)

・肩がだるい・重い

・目の疲れ

・不眠

・イライラ感

・耳鳴り

・冷え

・手のしびれ

・顔のむくみ

・食欲不振(消化不良)

・胸やけ

・吐き気

・胃痛

・心拍数の増加(胸が苦しい)

・肌のトラブル(乾燥・老化・吹き出物)

などのいろいろな症状と関係しています。

肩、首にこりやはりがあっても、初期の段階でしたら、施術をしても早期に改善しやすくなります。

症状が慢性化すると改善するまで時間がかかる

しかし、慢性化してしまうと良くなるのに時間がかかってしまうことがあります。その理由は、肩、首の症状に影響を与える体の他の部分にある硬結(しこり)が、さらに硬くなってしまうからです。

これらの硬結(しこり)は、トリガーポイント(TP)と呼ばれています。トリガーポイントは、日本語で症状の引き金になる部位という意味になります。

筋肉には、このTP(しこり)があって、その部分を押すと痛みがありますが、さらにそこを押すことによって離れた部分に痛みが出ます。その痛みは関連痛と言います。

このTPは、東洋医学でいう経穴(ツボ)と一致することも多いのですが、厳密に言うとツボとは違います。

それはともかく、この硬結(しこり)が硬くなりすぎると、施術をしてもなかなか柔らかくなるのが難しくなるため、症状が改善するに時間がかかってしまいます。

空

首、肩周りの筋肉の緊張が原因の症状の改善

腰や肩などの症状を施術していると、時々思わぬ症状が劇的に改善することがあります。

例えば、慢性になっていた中耳炎が1回の施術で良くなったり、味がわからなくなるいわゆる味覚障害が、一回で良くなったりする事があります。

それから糖尿病の人で、2回くらいの施術で血糖値が正常になったこともありました。

もちろんすべてのそれらの症状が、1~3回の施術で劇的に良くなるわけではありません。

眼・耳・鼻の症状は首、肩の筋肉が関係していることが多い

私は、特別そのような症状に対してアプローチして、施術を行っているわけではありません。

普通、首、肩の筋肉が緊張して硬くなっていると、直接それらの部分の筋肉、関節など対して働きかけて施術する人が多いです。

しかし私の場合は、そのようなやり方では施術をしません。ただ体全体の状態を考えて施術しているだけです。

首や肩の周りの筋肉が過緊張している人は、自律神経のバランスがくずれ、眼・耳・鼻などの働きが悪くなります。

その結果、いろいろな症状が出ることがあります。

目が疲れる(眼精疲労)、耳鳴がする、耳が聴こえづらい、めまいがする、鼻が詰まる、味がわからなくなる(味覚障害)などの症状です。

施術によって首や肩の周りの筋肉の過緊張がほぐれてくると、眼・耳・鼻などの働きが回復し、そのような症状が改善することがあります。

パソコン操作をする女性

パソコン操作と肩こり

肩こりがするのは、姿勢が悪いせいだと言う人があります。例えば、パソコン操作をする時どうしても前屈みの姿勢になります。その前屈みの姿勢を長時間続けると、肩こりになるということらしいです。

パソコン操作で肩がこるのは姿勢の悪さだけではない

しかし、前屈みの姿勢でパソコン操作をしても肩がこらない人もいます。全員が全員、前屈みの姿勢でパソコン操作をやっても肩がこるわけでないわけです。そうなると、姿勢が悪いから肩こりが起こるという理屈に合わないことになります。

例外があってはいけません。前屈みの姿勢でパソコン操作をやると全員の人が肩こりにならないと、肩こりになるのは、姿勢が悪いせいだという理屈が成り立たなくなります。

最初から猫背の人がいます。こういう人は姿勢が悪いわけですが、猫背の人は逆に良い姿勢をしようとして背筋を伸ばしてパソコン操作をやればどうなると思いますか?

多分、身体がしんどくてどこかが痛くなります。猫背の人は、悪い姿勢をしている方が身体が逆に楽なわけです。

それを無理して良い姿勢を続ければ、かえって調子が悪くなります。肩もこってくるかもしれません。

ですから一概に悪い姿勢を続けると肩がこるという理屈は間違いなわけです。ただ、猫背の人は、肩こりがしなくても他のところに症状が出ているかもしれません。

肩こりが出る人は、過去にむち打ちをやったとか、どこかの病気をしたということがあると思います。なにもなければ、肩がこるということはありえません。
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スマホを操作する男性

スマートフォン(スマホ)の使用による首、肩、腕の痛み

最近スマホが普及してきて、肩、腕の痛みを訴える人が増えています。

原因としては、下を向いてスマホを操作するので、首、肩、腕の筋肉に負担がかかることと、そして手指の使いすぎによって症状が出ると言われています。

確かに、長時間下を向いた姿勢を続け、手指を使いすぎれば、首、肩、腕の筋肉は疲労が蓄積します。その結果、首の痛み、肩こり、肩が痛くて上がらなくなる様な症状が出ます。

症状の基となる原因を施術することが大事

しかし、そのような動作の繰り返しは、症状が出るきっかけに過ぎないと考えます。

本当は、過去の怪我、病気などの影響で、体のあちこちの組織に癒着が起き、その結果体に歪みが発生し、同じ動作の繰り返しにより、筋肉の疲労が蓄積し首、肩、腕に症状が出ていると考えられます。

仮に、スマホを操作する頻度を減らせば、首、肩、腕の痛みは減るでしょう。

でも、体のあちこちの組織の癒着が原因の体の歪みがそのままでは、スマホを操作する頻度が増えれば、また首、肩、腕の痛みがひどくなる可能性があります。

ですから、原因である体の組織の癒着を減らし、体の歪みを改善させる必要があります。

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肩こりの女性

急に肩こりに・・・

今まで肩こりなどしたこともなかったのに、急に肩がこり始めて悩んでいるという人が多いようです。パソコン作業などで手や眼を使いすぎたりした覚えもないのに、どうして急に肩がこり始めたのだろうと思う人もいるでしょう。

肩がこるようなことをなにもしてないのに急に肩がこり始めれば、何か病気が隠れているのではないかと心配になります。確かに、肩こりが心臓の病気や脳の病気などが原因で起こることもありますから、油断は出来ません。

肩こりの原因のほとんどは心配ないものが多い

しかし、そういう例はまれです。心配のない原因のことがほとんどです。

心臓の病気や脳の病気など以外の原因で多いのは、

・過去に体のどこかの怪我で骨折、捻挫、靭帯を痛めた

・過去に内蔵の病気をした

などがあります。

これらの原因の影響で身体が歪み、肉体的、精神的疲労が蓄積しその限界を超えたために症状が出てきたと考えられます。

ですから、これらの肩こりの原因となったものが、ある程度解消されないと肩こりの症状は中々消えないと思います。

肩がこるから、単に肩がこった部分を調整しても根本的な解決にはなりません。

肩こりのある所を調整すれば、その場は肩こりは確かに楽になりますが、原因と思われる部分にアプローチをしない場合は、肩がこった→調整→楽になった→肩がこった→調整→楽になったという繰り返しになると思います。
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肩こりの女性

肩こり・頭痛・首の痛みと筋肉のしこり

肩こり・頭痛・首の痛みなどの症状で、マッサージや整体などに、定期的に通っていらっしゃる方は多くおられると思います。

施術をしてもらった時は楽になるけど、しばらくするとまた症状が出てくるという方。

慢性の肩、頭、首の症状がある人は、首の特定の部分が関係してる

そういう方は、頚椎1番・4番(首の骨の上から1番目と4番目の骨)の際が、カチカチに硬くなってしこりになっていると思います。

実は、そのふたつの骨は、肩こり・頭痛・首の痛みに関係のある部分の骨なんです。

そのふたつの骨の硬くなったしこりの部分を調整すれば、その時はしこりがほぐれて、肩こり・頭痛・首の痛みは楽になります。

しかし、しばらくするとまた症状が出てくる。頚椎1番・4番の際を触ってみるとまた硬くなっている。

二つ骨の際の硬いしこりの部分を調整しても、また元の硬い状態に戻るということは、それら骨の際の硬いシコリが出来る原因は、その部分にはないのです。
体のどこか別のところに原因があるのです。

その原因のところを施術すると頚椎1番・4番の際のシコリが軟らかくなります。早い人ですと1~2回の施術で効果が出ます。

そして、シコリの軟らかい状態が長く持続します。肩こり・頭痛・首の痛みが楽な状態も持続します。

ただ、内臓の働きが相当悪くなっている方の場合は、首のしこりが軟らかくなるのに時間がかかることがあります。

※頚椎と関係のある症状

頭痛・首の痛み・肩こり・不眠症・血圧の異常・めまい・眼、耳、鼻の症状、腕の痛み、シビレなど

肩こりの女性

肩の施術

肩の症状がある人に時々、肩はどうなっていますかと聞かれることがあります。

当院では肩の症状があっても、肩の症状とは関係のないところを触って施術をしますので、こういうことを質問されるのだと思われます。

肩の症状の原因は、別のところにあることが多いのですよと説明しても、なかなか納得していただけない場合もあります。

確かに肩に症状があれば肩が悪いとお考えになるのは、普通の感覚かもしれません。

肩こりでも体全体を考慮する必要がある

しかし、肩の症状の原因として、左の肩や腕に症状がある場合、心臓の働きが悪くなって症状が出ることがあります。

また、右の肩の症状の場合、肝臓の働きが悪くなって症状が出るときがあります。

その他、胸郭出口症候群のように肩の部分の筋肉・関節の働きが悪くなっている場合もあります。

しかし、左の肩に症状がある時に心臓・肝臓の働きに関係する筋肉、肩の部分の筋肉・関節の部分を、施術しても症状に変化がない時があるのです。

逆に腰・ヒザ・足の筋肉などを施術すると、肩・腕の症状が変化することもあります。

ですから、肩・腕の症状といっても、全身の状態を考慮して施術する必要があるのです。

それは、肩の症状だけでなく腰・足の症状も同じことが云えます。

肩こりの男性

肩こりで、肩に原因がない?

肩が凝ると、マッサージで肩を揉んでもらう人が多いようです。肩をマッサージしてもらうと、筋肉がほぐれますので肩が楽になります。しかし、肩こりが慢性化している人は、肩をマッサージしてもらって2~3日は楽なようですが、また凝ってくるということが多いようです。

なぜ、肩をマッサージしても2~3日位しか楽ではないのでしょうか。仮に肩の部分に肩がこる原因があれば、上手に調整していけば肩のこりは減っていくはずです。

しかし、いくら肩の部分をマッサージしても、しばらくの間だけしか肩が楽ではないということは、肩の部分には原因がないという可能性があります。たまたま、肩の部分に凝りが出ているだけだということになります。

肩こりの人は、内臓不調の影響を受けている

肩、首にコリがある人は、横隔膜のあたりが硬くなっていて、お腹の部分を触ると、硬くなっている部分があります。

また、鎖骨の周りも敏感な人が多いです。鎖骨の周りが敏感というのは、鎖骨の周りを軽く押しただけで、痛みがあるという意味です。

鎖骨の周りが敏感な人は、体の後ろ側にある肩甲骨の周りも緊張が強いですから、軽く押しただけでも痛みがあります。

このように鎖骨の周り、肩甲骨の周り、横隔膜、お腹が緊張して硬くなっているのは、消化器系など内臓の働きが悪くなっていて、その影響を受けているわけです。

内臓の働きが悪くなって肩が凝っている人は、肩のコリが解消するまで一般的に時間がかかります。と言うのは、内臓の働きが良くなるには時間がかかるからです。

内臓の働きが良くなってくれば、鎖骨の周り、肩甲骨の周り、横隔膜、お腹が緊張して硬くなっているのもほぐれてきて、その結果肩のこりも減っていきます。