カテゴリー別アーカイブ: 腰痛

横座りをする女性

悪い姿勢をしてると腰痛になる?

ネット上には、悪い姿勢をしてると腰痛になりやすいと書いてあるホームページが多いですね。

整体院のホームページにも、そのように書いているところが少なくないです。

悪い姿勢とは

・椅子に座る時に足を組む

・横座りをする

・アヒルすわりをする

・頬づえをつく

・片足に重心をのせて立っている

・バックをいつも同じ肩にかけている

・猫背で前かがみになっている

などです。

確かに上に挙げたような姿勢をしていると、体がゆがみます。

体がゆがむと筋肉に負担がかかって腰の痛みにつながるような気がします。

でもそれほど心配するようなことではありません。

体がゆがんだとしても一時的なことで、時間が経てば元の良い状態に戻ります。

腰の痛みが出るのは、日常の悪い姿勢が原因ではなく、別の原因があります。

その別の原因とは、内臓です。

内臓と全身にある一つひとつの筋肉は関連があります。

内臓の機能が落ちると、筋肉が影響を受けて緊張が強くなり痛みにつながります。

もちろん、腰痛の原因は内臓だけではありません。

スポーツや仕事などで腰の筋肉、筋膜などに強い力がかかって損傷すると、腰が痛くなります。

筋肉、筋膜の損傷による腰痛は外傷ですが、外傷による腰痛はそれほど多くありません。

ほとんどの腰痛が内臓が関係して起きているのです。

ゴルフをする男性

ゴルフの腰痛

スポーツをやって腰を痛める人は少なくないですが、ゴルフも腰を痛めやすいスポーツだとされています。

正しいフォームでスイングすれば腰痛になりにくい?

ゴルフで腰を痛める一番の原因は、スイングによる腰の筋肉疲労だと言われています。

そのため、スイングをする時の腰にかかる負担を少しでも減らすために、スイングする時のフォームを身につけようとレッスンを受けたりして練習します。

一流のプロでしたら、その選手の体に合ったスイングフォームでプレイしているでしょう。

そのため、腰にかかる負担が少なく腰痛になる確率があまりないでしょう。

しかし、一流プロでも腰痛になる人はたくさんいます。

スイングによる腰の疲労は腰痛とはほとんど関係ありません

私は、スイングによる腰の疲労が腰痛の原因だとは考えていません。

別の原因があると思います。

その別の原因とは?

その原因は、ゴルフのプレイとはまったく関係ないことにあります。

それは、内臓からの影響によって腰の筋肉が緊張し、腰に痛みが出ているのです。

腰周りにはたくさんの筋肉があります。

そのたくさんの筋肉一つひとつは、それぞれ内臓器官と関連があり、その内臓器官からの反射により痛みが出ているのです。

この現象を内臓ー筋肉反射と言います。

では、なぜ内臓ー筋肉反射という現象が起きて腰痛が出るのでしょうか?

図式でしめすと下のようになります。

内臓器官の働きが落ちる(過剰なエネルギーがたまっている)

内臓器官と関連のある筋肉にあるツボ(経穴)から過剰なエネルギーが放出(腰の痛みが出る)

内臓器官の働きが回復

腰の痛みが解消

※過剰なエネルギーがたまっているというのは東洋医学で言われる“気”の流れの滞りをさします。

施術

上のように内臓の働きがそれほど落ちていなければ、過剰なエネルギーも少ないです。

ですから、過剰なエネルギーが放出されれば、何もしなくても腰痛は自然に回復します。

しかし、そうでない場合は、過剰なエネルギーもたくさんたまっています。

そういったケースでは、体を調整して過剰なエネルギーの放出を助けるような施術をすると腰痛も回復しやすくなります。

ただし、単に腰の骨(腰痛、骨盤)を物理的な力で押したり、腰の筋肉を調整したり、それから電気をかけたり、テーピングなどをしても過剰なエネルギーの放出も助けにはなりにくいです。

 

※当院には可児市だけではなく多治見市、美濃加茂市などの地域からもお越しになられます。

腰が痛い男性

腰部脊柱管狭窄症の症状は神経圧迫が原因ではありません

腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は、いろいろな原因で背骨にある骨(椎骨)・関節・靭帯などの面積が広くなるため、脊髄神経が通っている脊柱管の径が狭くなることによって神経を圧迫して腰痛、しびれなどの症状が起こるとされています。

腰部脊柱管狭窄症の症状

・腰痛
・足の痛み、しびれ
・間歇跛行(かんけつはこう)ー長い時間歩けないが、しばらく休むとまた歩ける
・排泄障害ー便尿が出ない・我慢できないなど

これらの症状は、状態によって変わります。

病院での検査

病院では、レントゲンやCT検査・MRI検査などを行って、画像を見て脊柱管が狭くなっているかどうかを確認します。

それ以外に、症状の状態によっては他の病気がないかどうかも検査されます。

例えば、間歇跛行(かんけつはこう)は「閉塞性動脈硬化症」でも起こります。

腰部脊柱管狭窄症の処置

病院での処置は、保存療法と手術があります。

脊柱管の径が狭くなることによって、神経を圧迫していろいろな症状起こるとされています。

しかし、脊柱管が狭くなっていたとしても、症状が出るとは限りません。

ですから、最初は保存療法を行います。

保存療法としては、

・薬物治療

・神経ブロック

・物理療法(温熱治療、光線療法、牽引治療など)

・運動療法
などがあります。

そして、上記のような保存療法を行っても症状が改善されていかなければ、症状が重症の場合は手術が行われます。

ただ、手術を行ったとしても、症状に変化がないか悪化する場合もあります。

腰部脊柱管狭窄症に対する当院の考え方と施術

病院で腰部脊柱管狭窄症と診断され、手術を行っても症状が改善しない場合も少なくありません。

なぜでしょうか?

それは、脊柱管が狭くなり神経が圧迫されていても症状とは関連がないからです。

当院では、腰部脊柱管狭窄症とされる症状は、神経の圧迫ではなく、内臓からの影響によって、腰痛、下肢の痛み、しびれなどが起こっていると考えています。

各内臓器官と全身にある筋肉は、一つひとつ関連があり、内臓器官の機能が落ちると、内臓器官と関連のある筋肉が影響を受けます。

この現象を内臓ー筋肉反射と言います。

内臓の影響を受けた筋肉は、緊張が強くなり痛みなどの症状につながります。

ですから、腰痛、下肢の痛み、しびれなどの症状を改善に導くには内臓器官の機能を高めるような施術を行っていけばいいわけです。

その方法として、当院では東洋医学で言われる“気”の流れの滞りを整える施術をします。

他の整体などでは、腰痛、下肢の痛み、しびれなどの症状に対して施術をする場合、筋肉の調整、背骨などの骨の調整などをします。

これらの調整を行っても症状の改善はします。

しかし、これらの調整では内蔵機能を高めることは難しいのです。

と言うのは、筋肉や骨の調整では“気”の流れの滞りを整えることが出来ないため、内蔵機能を高めることが難しいわけです。

その結果、施術を行って症状が改善したとしても持続しないということになってしまいます。

ストレッチを受ける人

腰痛はストレッチをすると良くなる?

腰が痛くなった時に症状を改善させようとしてストレッチをする人は少なくありません。

でも、腰が痛いからといってストレッチで症状が和らぐとは必ずしも限りません。

腰痛の症状でストレッチが有効なのは?

基本的にストレッチが有効なのは、筋肉の使いすぎによる腰痛に限ります。

いわゆる筋肉の疲労による腰痛ですね。

筋肉を使いすぎて疲労すると疲労物質がたまり、いわゆる筋肉痛になりますが、ストレッチをして筋肉を収縮させると、疲労物質が洗い流されて楽になります。

でも、腰が痛くなるのは筋肉疲労ばかりではありません。

筋肉に疲労がない腰痛の場合は、いくら一生懸命ストレッチをしても良くなることはありません。

もちろん、筋肉を収縮させますので楽になることもあります。

しかし、それは一時的なことです。

時間が経てばまた戻ります。

筋肉疲労による腰痛以外と言えば、内臓からの反射、外傷(肉離れ、骨折など)によるものがあります。

内臓からの反射、外傷による腰痛は、筋肉の疲労物質によって痛むわけではないですからストレッチをしても効果はありません。

そういった場合には、その状態にあわせた処置が必要になってきます。

※筋肉の疲労による腰痛でもストレッチのやり方が良くないと効果が出なかったり、かえって症状を悪化させることもあります。

整体手技

腰痛は背骨(腰椎)を調整すると改善する?

他の整体院では、背骨(腰椎)を直接調整すると腰痛が改善すると謳っています。

背骨の中には脊髄神経が通っていて、その脊髄神経から枝分かれして末梢神経(腰髄神経)が内臓、筋肉などに走っています。

背骨に対して刺激を加えると神経が調整されて、内臓、筋肉の緊張が緩和し、腰の痛みも和らぐというものです。

カイロプラクティックでは、背骨の一個一個の骨(椎骨と言います)のズレの方向をスタティックパルペーション(静的検査)、モーションパルペーション(動的検査)などの検査法で細かく調べ、椎骨に直接アプローチしてアジャスト(調整)します。

背骨(腰椎)を直接調整すると腰痛が良くなるかは疑問

でも実際の施術では、直接背骨(腰椎)を調整してもなかなか理論どおりに結果が出ないです。

ですから、背骨を直接調整する施術者も、施術をして思うように腰痛が改善していかない場合は、他の施術法を使って背骨以外の体の各所を調整します。

その方法にはいろいろな方法があります。

ざっと挙げると

頭、首、肩、肩甲骨、上腕、前腕、、手、手の指、肋骨、骨盤、大腿、下腿、足首、足、足の指と体じゅうどこを調整しても、一定の効果があります。

ただし、その中で効果が一番出る部位は限られてきます。

とは言え、腰痛の症状は腰椎の部分が調整されないと改善していきません。

上記したように脊髄の腰髄神経から腰周りの筋肉に走っているからです。

腰椎の部分の調整として、直接に腰椎にアプローチするか間接的にアプローチする違いがありますが、私の考えとしては間接的にアプローチしたほうが結果が出やすいと思っています。

座ってる時に腰に痛みが出る

以前、腰の反りがひどくなって、わずかの時間でもイスに座ってると、腰が痛くなるという方がみえたことがあります。車の運転も長時間になると、すぐにギックリ腰を起こしそうになっていたそうです。

その方は、基本的に椅子に座って食事をすることが出来ず、立って食べてたそうです。ですから、腰痛もかなり重症です。

1回目の施術の後しばらく日にちが経ってから、久しぶりに椅子に座って食事が出来るようになったそうです。

その方は、最初に書いたように、かなりの反り腰になっています。

座ってる時に腰に痛みが出る人は、反り腰の状態になっている

また、5ヶ月くらい前から、来てる方なのですが、10年くらい肩、首、腰に痛みが出ていて、いろいろな治療所に行ってみても症状が改善されなかったそうです。
その方も椅子に座ってパソコン作業をしていると腰の痛みがきつくなってきます。

その方の姿勢を観察すると、やはりかなり腰が反っています。
背中も丸くなっています。

その方の施術頻度は、だいたい一ヶ月に1回くらい来られますが、3日前に来られた時は、日にちが前々回までより少し開きました。

「少し日にち開きましたね」とお聞きすると、椅子に座って仕事をしていても、それほど腰が痛まなくなったというご返事でした。
それに腰の反りも良くなってきたということです。

ですから、座っていて腰が痛くなる人は腰が反ってる人が多いようですので、反り腰が改善するような施術が必要です。

ところで、イスに座る時に腰の痛みが出ないようにするために、背もたれのあるイス用のクッションが販売されています。

その商品は、腰の反り具合が緩やかになるのを防ぐために腰に当てて使用します。でも、その商品を使ったからといって、腰の反り自体が良くなるわけではありません。あくまでも、椅子に座っている時の痛みが減るだけの効果しかありません。

やはり、根本的に腰の反りが改善するような施術が必要です。

ぎっくり腰

ぎっくり腰(急性腰痛)

急性腰痛症は俗にぎっくり腰と言われています。ヨーロッパでは「魔女の一撃」などと呼ばれています。

ぎっくり腰になるきっかけとしては、重い物を持ったとか、ちょっとした動作例えば下にある物を拾おうとして、ギクッときたということが多いようです。また極端な例では、後ろから呼ばれて振り向いた瞬間になるという人もいます。

そのようなちょっとした動作でも、腰の周りの筋肉、靭帯、筋膜などの組織に力が加わり組織が損傷して腰の部分に痛みが出ます。

損傷と言っても、極微小な損傷ですから修復されるのは早いです。たいがい3~4日くらいで損傷は修復されます。そして、損傷が修復されれば、症状は消えていきます。

内臓の不調からくる腰痛は長引くことがある

ところが、同じような急性の腰痛になったとしても、3~4日どころか何週間も腰の痛みが引かないこともあります。

そういうケースでは、原因として考えられるのは、内臓の不調によるものです。

内臓の不調と言っても、いろいろあります。

泌尿器系:腎臓、尿路、膀胱、前立腺

消化器系:胃、小腸、大腸、直腸、胆のう

女性:子宮、卵巣

などの器官の機能が落ちて、急性の腰痛を起こす可能性もあるわけです。
内蔵の不調が原因の腰痛と言うと、癌などの重大な病気に結びつける人も多いです。

ですが、急性の腰痛を起こしたら、原因が癌のような重大な病気ばかりだったら大変なことになります。

そういう可能性もありますが、ほとんどは疲労によって内蔵の機能が落ち、腰が痛くなるというパターンが多いでしょう。

よくある例としては、便秘をして腹圧が上がり、腰椎が圧迫を受け腰、脚、足などが痛くなったり、脚、足にシビレが出たりするというパターン。

こういうパターンの場合、整体施術によって内蔵機能が落ちていたのが回復し、溜まっていた便が排出されれば、腰、脚、足などの痛み、シビレが消えてなくなります。

ただ、便秘をしているからと言って、便秘薬によって溜まっていた便が排出させたとしても内蔵機能の不調が落ちていたものが回復するとは限りませんから、そういう場合は、腰、脚、足などの痛み、脚、足のシビレはなくならないこともあります。

ですから、いかにして内蔵機能を回復させるかということになってきます。

私も20代の前半の時にひどいぎっくり腰をやりました。

イスに座っているだけでも痛みがありましたから、三日間安静にして寝ているしかありませんでした。

その時は、寝返りするだけでも激痛が走りました。

もちろんトイレに行くだけでも一苦労で、お風呂も三日間入れませんでした。

四日目にようやく痛みもだいぶ引いて仕事に行きました。

その時は動くのも大変でしたから、病院にも行かず寝ているだけで治りました。

私が経験したぎっくり腰は、症状はひどかったのですが、4日くらいでだいたい仕事に復帰できるくらいまで回復しました。

ですから、仮に内臓からくる腰痛だったとしても、それほど内臓の働きは落ちていなかったのでしょう。

ところで、ぎっくり腰を病院で診てもらうと、椎間板ヘルニア、腰椎分離、すべり症、脊柱管狭窄症などと診断されることがあります。

でも、ヘルニアなどの骨の異常は症状とはほとんど関係ありません。

筋肉の微小な損傷か、内臓の働きが落ちたことが原因です。

ですから、病院で手術を勧められて手術をしたとしても改善しないことも少なくないのです。

氷のう

ギックリ腰にアイシングは・・・

ギックリ腰を起こした時に炎症があるということで、冷湿布を貼ったり、氷などで冷やしたりする整体院や接骨院が多いようです。

私の所では、現在はそういった冷却療法はやっていません。過去には、アイスパックを購入し、施術と併用して冷却療法をしばらくの間やっていた時期もあります。しかし、筋肉を調整する施術法をやるようになってからは自然にやらなくなりました。

ギックリ腰は必ずしもアイシングをしなくてもいい

筋肉をしっかり調整すると、冷却療法を併用しなくても炎症が早く取れて、施術効果が上がるから冷却療法をやらなくなったということです。

皮膚には、温度を感じるセンサー、痛みを感じるセンサーなどがありますが、湿布などで冷やすと温度を感じるセンサーが調整され、手で筋肉を施術すると痛みを感じるセンサーが調整されます。

温度を感じるセンサーを調整しても、痛みを感じるセンサーを調整しても結果的に炎症が早く引いて痛みなどの症状が調整されるわけです。

このような理由で、冷却療法をしなくても、手による筋肉の調整だけで身体を調整できるようになったということです。

冷却療法も手で筋肉を調整する方法も、鍼を打ったり、お灸をしたりする方法もすべて筋肉のバランスが取れればどの施術法を行っても同じように結果が出ます。

ですから、症状によって鍼が良いとかお灸が良いとか言われていますが、そのようなことはありません。

どんな方法でも、ひとつのやり方で筋肉のバランスが取れれば、施術効果は同じです。

いろいろなことを併用して施術をやっている人がいますが、ひとつの方法をやって上手く施術効果が出ないから、いろいろなことをやるわけなのです。

整体だけで調整が出来れば、いろいろなことをやる必要がないわけです。また、鍼を打つ人でしたら、鍼だけで上手く調整が出来ればそれでいいわけです。

冷却療法も同じことです。

木漏れ日

腰痛と冷え

腰痛はいろいろな原因がありますが、冷えからきていることも多いようです。

冷えるとなぜ腰痛になるのでしょう?

一般的には、冷えによって血液の循環が悪くなって腰痛になると言われています。しかし、その理由は違うように思います。

実は、冷えると血液の循環が悪くなって腰痛になるのではなく、本当はいわゆる“気”の流れが悪くなって腰痛になるのです。

“気”と言うと一般にはなじみがなくて怪しい感じがしますが、“気”ではなく他の言葉で置き換えてみます。冷えると経穴(ツボ)に“静電気(気)”がたまって、筋肉などの組織のバランスがくずれて腰痛になると考えます。

静電気と言えば、車のドアノブなんかに触った時などにビリッとくるあれです。“静電気(気)”がたまった経穴(ツボ)のところに指を持っていくと、ビリビリする時があります。痛みが強い場所の経穴(ツボ)のところを触ると、そのビリビリ感は顕著です。

温めても腰痛は良くならない

もし、仮に血液の循環が悪くなって腰痛になっているのでしたら、温めれば腰痛は消えるはずですが、かならずしもそうではないようです。

確かに、お風呂で暖まると腰は楽になります。

でも楽にならないこともあります。

以前私の所に来られていた人ですが、とにかく体の調子が悪くて、夏でもエアコンの冷たい空気に当たると、冷えるというよりも身体が痛くなると仰ってました。

この人は、腰痛を初めとして、肩こり、朝の手のこわばり、頭痛、股関節の痛み、手足の冷えと病気のデパートみたいな人でした。

私の所に来られる前は、マッサージに一週間に一度通い、それでも足らなくてスーパー銭湯にしょっちゅう行って暖まっていたそうです。そのくらいしないと身体が楽にならなかったそうです。

その人のマッサージ通いは長く、何年も続けたそうです。

ところが私の所に来られるようになってから、身体が楽になってスーパー銭湯にはほとんど行かなくなりました。

私の所では、基本的に“気”の流れ(静電気)がよくなるような施術を行います。身体が冷えて腰痛のある人でも温めるようなことはしません。

暖めると言えば、「足湯」を行う整体院が多く人気があるようです。でも、私の所では「足湯」は施術に取り入れておりません。そういったものは必要ないからです。

それはともかく“気”の流れ(静電気)がよくなるような施術を行うと、冷えの状態が良くなって腰痛も改善されていきます。

樹木

草むしりで腰痛

草むしりをする機会が多くなると、腰を痛める人が多くなります。

なぜしゃがんで前屈みの姿勢で草むしりをすると、腰を痛めやすくなるのでしょうか?

しゃがんでする作業で腰が痛くなる理由

それは、ズバリ姿勢が反り腰になっているからです。

反り腰とは、骨盤全体が前に傾き、その影響で腰椎(腰骨)の部分で背骨のカーブが前湾過剰(ぜんわんかじょう)になった状態を言います。反り腰の姿勢になっている人は、前屈みの姿勢を長時間続けると、腰の筋肉にかなりの負担がかかりどうしても腰の痛みが出やすくなります。

草むしりの時間が長時間になりそうな時は途中で休憩時間を入れて、できるだけ腰の筋肉が疲労しないように注意する必要があります。

しかし、休憩を十分取って腰の筋肉が疲労しないように気をつけていても、腰を痛めてしまう人もいます。そういう人は、かなりの反り腰の状態になっていますね。

反り腰になるのは、大腰筋という筋肉が関係しています。そして、大腰筋は大腸(上行結腸)に関係しています。
つまり、大腸の働きが悪くなる → 大腰筋が緊張 → 反り腰 → 腰痛

という図式が成り立ちます。

反り腰を改善して腰痛が出にくくするには、大腸の働きをよくする必要があるということになります。

葉っぱ

腰痛のツボ

腰痛に効くと言われるツボがあります。

脚、足にあるツボは委中、承山、三陰交、崑崙、僕参。手にあるツボは、中渚、外関などがあります。

その他全身のいたるところに、腰に関係するといわれるつぼが点在しています。

腰痛のツボは同じツボが常に効果があるわけではない

これらの腰痛に効くといわれるツボ、操作の仕方にもよりますが、腰の痛みが和らいで一定の効果はあると思います。

ところで、腰痛で整体の施術を受けにこられる人で、腰の痛いところに磁気の絆創膏を貼っておられる人があります。

腰の痛みがあるところは、ツボの部分ですから、その部分に磁気の絆創膏を貼ることは、基本的には間違いではないと思います。

間違いではないでしょうが、腰の痛みが楽になっていないということは、貼る場所が違っているということなんでしょう。

ですから、体じゅうにある腰に関係するツボを一つひとつ調べていけば、腰の痛みに効果のあるツボを見つけることが出来るかもしれません。

ただ、効果のあるツボを探し出すことは要領が分かれば難しいことはないでしょしょうが、とにかく根気の要る作業です。

それはともかく、仮に腰の痛みに効果があるツボを探し出せたとします。

しかし、根気の要る作業を続けてようやく効果のある腰痛のツボを探し出せたとしても、そのツボは常に効果があるわけではないのです。

たとえ腰の同じ場所に痛みが出ていたとしても、別の場所のツボをやらないと効果は出ません。

つまりツボ療法をやるたびに、効果のあるツボを探す必要があるということです。

葉っぱ

ぎっくり腰をひんぱんに起こすのは、腰が悪いからではありません

頻繁にぎっくり腰を起こす人がいます。例えば、1年間に3~4回とか。どうしてそんなに頻繁に腰を痛めるのでしょうか?

そんなに一年間に何回もぎっくり腰を起こす人は、普通は腰が悪いと思いがちです。しかし、腰が悪いから、年に何度もぎっくり腰を起こすわけではありません。

ぎっくり腰はデトックス作用

実は、それにはちゃんとした理由があります。それは、風邪を引くのと同じ理由です。風邪を引くのは、不摂生をしているからではありません。

毎年風邪を必ず引く人は、一年間に溜まった疲労を風邪を引くことによって、体の外に出しているわけです。つまり風邪を引くことによって、デトックスしているわけです。

デトックスというのは、体内に溜まった毒物を排出させることです。風邪を引くと鼻水などが出ますが、それは体内に溜まった毒素を排出しているわけです。

風邪が治ったあとは、体がスッキリします。そりゃースッキリします。体の中のよけいなものが出て行ったわけですから。

話をギックリ腰に戻します。風邪引くことによって、体内に溜まった毒物を排出するのと同じように、ぎっくり腰という形で体内に溜まった毒素を排出しています。

ですから、ひんぱんにぎっくり腰を起こすのは、腰が悪いのでも何でもないです。

ところで、私の所へ来ている人で、一年間に何回もぎっくり腰を起こしていた人が、施術をすることによって、ほとんど腰を痛めることがなくなりました。

これは、ぎっくり腰という形でデットクスしていたのを、他の形でデトックスするようになったからです。他の形でデトックスするというのは、例えばその老廃物を大便や小便という形で出すわけです。

それまで、ぎっくり腰をひんぱんにやっていたのは、消化器系、泌尿器系の働きが悪かったために、老廃物を大便、小便としてあまり出すことが出来なかったということです。

それが、整体の施術によって、消化器系、泌尿器系の働きが回復したことによって大便、小便で老廃物を多く出せるようになったために、ぎっくり腰を起こさなくなった理由だと考えられます。

ですから、整体の施術は腰が痛い時に、腰の痛み止めの施術をすることではないわけなのですね。体の中の各臓器が正常に働くようにさせるのが、本来の整体の仕事だと思います。

逆に、そうすることによって症状の軽減が早まると考えます。

マラソン

運動不足と腰痛

運動不足だと腰痛になるという説があります。しかし、この説もどうも眉唾物のような気がします。

なぜかと言いますと、運動不足でないはずのスポーツ選手に腰痛が多いからです。いつから誰が「運動不足だと腰痛になる」と言い出したのでしょうか。

筋力に頼った運動は腰を痛めやすい

かなり矛盾してますよね。スポーツ選手が腰痛になるのは、多分運動しすぎというよりも間違った考え方で運動しているから腰痛が多いのだと思います。

例えば、柔道。柔道は、元々武道ですから技を競うものだったと思います。

でも、現在の柔道はオリンピックを見ても分かりますが、技を競うものというよりも単なる力比べになっているような気がします。

力比べの柔道ですから、本来の練習以外にパワーをつけるために筋肉トレーニングをします。筋肉トレーニングをすると、たしかにパワーは付きます。

しかし、その代償として筋肉の緊張が強くなりますので、筋肉のバランスがくずれて腰が痛くなったり、だるい、重いといった症状が出やすくなります。

筋肉のバランスのくずれとは、緊張のアンバランスです。今は、ほとんどのスポーツで筋肉トレーニングをするそうです。

スポーツ選手に腰痛が多いはずです。

そういうことがありますから、腰痛で来られた人に運動不足ですから、筋肉を鍛えるような運動して下さい。などというアドバイスをしたことがありません。

鉢植え

腰痛は腹筋と背筋のバランスのくずれが原因

腰痛は、腹筋と背筋のバランスのくずれが原因だと言われています。

確かに腰痛の人は、腹筋と背筋のバランスがくずれている人は多いです。そのせいか、腰痛で病院に行くと、腹筋と背筋を鍛えなさいと指導されます。

でも、どのようなバランスのくずれ方をしているかも分からないのに、ただ単に腹筋と背筋を鍛えろと言われても、言われた方はどうしてよいか分からないと思います。

腹筋、背筋運動は正しくやらないと腰痛が悪化する

あなたは、腹筋と背筋のバランスがこのようなくずれ方をしているから、こういう方法でやりなさいというのなら話はわかります。ただ単にやりなさいでは、言われた方は混乱するだけです。

もっとも、普段腹筋、背筋運動をやっている人が腰を痛める人がいますので話がややこしいです。そういう人は、腹筋、背筋運動のやり方が間違っていたか、やり方は良くてもやりすぎだったかのどれかだと思います。

やり方が間違っているというのは、その人の体の状態にその腹筋、背筋運動が合っていないということです。やり方は良くても、やりすぎは駄目です。

腰に痛みをかかえている人は、早く良くなりたいですから一生懸命腹筋、背筋運動をやります。そうするとどうしてもやりすぎになってしまう傾向があります。ですからなんでもそうですが、少し足りないくらいがちょうどいいのです。

ところで、腹筋、背筋運動ですが一般にやられている方法では、体のバランスを整えていくにはちょっと大雑把と言いますか、方法がアバウトな気がします。

腹筋、背筋運動を否定する人がいるのは、その辺が原因かと考えられます。整体の技術もそうですが、体にあったやり方をすれば腹筋、背筋運動でも十分腰の痛みが改善していくと考えています。

腰痛コルセット

腰痛の時にコルセットはどうですか?

腰の痛みが出たり、作業をしたり重いものを持つ機会が多い人はコルセットを使うことが多いと思います。

ひどい痛みの時は別ですが、コルセットを付けていると腰の痛みが和らぎますし、安心感があるかもしれません。

コルセットを常用している人も、本当は早くコルセットから卒業したいとお考えだと思います。
特に夏などは、コルセットを付けていると腰の所が蒸れますからね。

コルセットは腰痛を治さない

ところで、コルセットで腰を締め付けると痛みが和らぐのは、腰の周りの痛めている筋肉の伸び縮みを制限しているからなのです。ですから痛みは和らぎますが、腰の動きが制限されますから動きづらくなります。

それにコルセットの役割は、痛めている筋肉の伸び縮みの制限をしているだけですから、筋肉自体が正常の長さに戻るわけではありません。

筋肉自体を正常な長さに戻すには、自分でやるストレッチや体操などの方法がありますが、一般の人が行うにはちょっと難しいかもしれません。

ストレッチや体操を行って、逆に腰の痛みがひどくなったという人もあるようですから、餅は餅屋ということで、専門の人に任したほうが確実かもしれません。

葉っぱ

腰痛は、立ち方座り方で良くなる?

腰痛は、立ち方座り方で良くなると主張する人がいます。知らない人から見れば、一見正しいことを主張しているようにみえます。

しかし、そのように主張している人の言っていることは、根本的に正しくないです。

無理な立ち方座り方は腰痛を悪化させる

一見悪い姿勢に見える姿勢、例えば猫背などの姿勢は、その人にとって一番身体に負担がない姿勢なのです。その人にとって一番身体に負担のない姿勢は、筋肉によけいな緊張を与えていませんので身体が一番楽な状態の姿勢です。

その身体が一番楽な姿勢を、正しいとされる立ち方座り方(なにが正しいのか基準がありません)に変えようというわけです。

でも、その正しいとされる立ちかた座り方は、身体に負担をしいる姿勢です。身体に負担を強いる姿勢は、筋肉に対してよけいな緊張を与える姿勢です。

ですから、身体にとって負担になるような立ち方座り方をしたのでは、腰痛がある人の症状をよけいに悪化させてしまう可能性がありますので、そういう人のいうことは信じない方がよろしいかと思います。

余談ですが、寝相が悪い人がいます。なかには、信じられないような格好で寝ている人もいます。その寝相が悪い状態も、身体が一番身体に負担のない筋肉によけいな緊張を与えない姿勢を自然に取っているわけですからそれでいいのです。

腰痛体操

腰痛体操はいつからできるの?

腰痛体操をやりたくても、いつからやっていいのかわからないという人もいると思います。
腰痛体操もやり方によって始める時期が違います。

腰周りの筋肉を中心にほぐす場合

体操をやる時に痛みが走って出来ない場合は、痛みが軽くなってから体操をやったほうがいいかと思います。
痛みがひどいのに無理に体操をやれば回復が遅れる可能性があります。

腰以外の筋肉をほぐして腰痛を改善する場合

腰痛体操と言うと、腰の周りの筋肉を直接ほぐす目的でやる人が多いですが、腰から離れた部分の筋肉をほぐしても、結果的には腰痛に影響を与えますので腰痛体操になります。
この場合は、腰痛がひどくてもすぐにでも出来ます。

腰から離れたところを体操する方法としては、首を動かす腕、手首などを動かすなどの方法があります。
なぜ腰に痛みがあるのに、首を動かしたり腕、手首を動かしたりするのか疑問に思われる人もあるかもしれません。

実は、整体の施術も上記のような考え方でやる人が多いです。
私のやっている施術法もこの考え方に基づいています。

それはともかく、痛みがある腰から離れた首、腕、手首を動かすと効果がありますが、動かし方が良くないと、逆に症状を悪化させることがありますので注意が必要です。

腰痛体操をやって症状を悪化させたという話を聞きますが、だいたいやり方が間違っているか回数を多くやっていることが原因だと思われます。

少し足りないかなという位で止めて置いたほうが、逆に良い結果が出ることが多いです。

花

腰痛の時温める?冷やす?

腰が痛い時、温めたり冷やしたりする人が多いと思います。

一般にギックリ腰などの急性痛の時は冷やして、そうでない時は温めるのが良いとされています。

普通のやり方で冷やしても温めてもさほどの効果はない

以前私も首が痛い時に、痛い部分を冷やしましたが、なにも症状には変化がありませんでした。冷たいのが気持ち良かったくらいですか。

仮に冷やしたり温めたりするだけで効果があるのなら、なんらかの症状の変化があるはずが何も症状には変化がありません。

なぜ冷やしたり温めたりしても効果がないのでしょうか?

それは、冷やし方暖め方が良くないからなのです。普通、腰が痛い時、痛い場所に湿布、アイスパック、使い捨てカイロなどをベタッと当てます。

ベタッと当てては効果がありません。アイスパック、使い捨てカイロが痛いところに当たっているから気持ちが良いだけです。それだけの効果です。

やはり鍼灸師がお灸をやるように特定のツボの部分だけに当たるようにしなければ、効果は出ないでしょうね。アイスパック、使い捨てカイロはある程度の面積がありますから、特定のつぼに当たるようにすることは、事実上不可能です。

唯一アイスパック、使い捨てカイロに効果があるとしたら、いわゆるプラシーボ効果だけだと思います。

樹木

肩甲骨・腕の筋肉が腰痛の原因のこともある

腰痛は、腰にある筋肉や骨などが原因になることもありますが、ほとんどの場合は、腰の部分以外のところが原因のことが多いです。

上半身が原因で腰痛になることもある

例えば、上半身にある肩甲骨の動きが悪くなった場合や広背筋などの腕の筋肉が原因で、痛みが出ることがあります。

広背筋は、腕の筋肉といっても骨盤に直接くっ付いていますので、この筋肉のバランスが崩れれば、腰に痛みが出るのは不思議ではないと思います。

でも、肩甲骨の動きが悪いのが原因で腰が痛くなることがあるのは、何も知らない人にとっては不思議に見えるかもしれません。でも不思議でも何でもありません。

肩甲骨まわりの筋肉は、腰とは直接つながってはいませんが、体全体の筋肉には連動性があるため、そのバランスがくずれた場合、腰の部分に影響を与えて、腰に痛みが出ます。

ですから、逆にその筋肉の連動性を上手に利用すれば、腰から離れたところを調整しても腰の痛みの原因に影響を与えることが出来ますので、症状を改善することが出来るわけです。

腰の痛みで、直接腰の部分の調整しか受けたことしかない人にとっては、なにか納得がいかないかもしれません。
でも、腰の部分の調整だけにこだわっていては、ある程度症状が慢性化してひどくなっている場合は、限界がありますので、今説明したような方法の施術も必要になってきます。

※筋肉の連動性
連動性の意味ですが、ある部分を動かすと,それに応じて他の部分も動くことです。
筋肉の場合も、ある1つの筋肉を調整すると、それに反応して他の筋肉も調整されます。
例えば、足の部分にある筋肉を調整すると、肩や首の筋肉も調整されます。

考えてみると、不思議な気がしますが、整体の施術はほとんどこの現象を利用しています。

筋トレ

筋肉不足・筋力不足で腰痛?

筋肉不足・筋力不足で腰が痛いということをよく聞きます。では、筋肉不足・筋力不足を解消すれば、腰の痛みがなくなるかというとそういうことはあまり聞きません。

現に、プロスポーツ選手のように筋力のある人でも腰の痛い人はたくさんいます。ということは、筋肉不足・筋力不足が腰の痛みの原因ではないことになります。

筋肉のバランスが悪いと腰に痛みが出やすい

では、なにが腰の痛みの原因なのでしょうか。

実は、腰が痛いのは筋肉不足・筋力不足が原因ではなく、筋肉のアンバランスが腰の痛みの原因なのです。

筋肉は、押す力に働く筋肉と引く力に働く筋肉があります。

筋肉のアンバランスというのは、押す力に働く筋肉と引く力に働く筋肉の筋力に差があることを言います。

押す力に働く筋肉は伸筋、引く力に働く筋肉は屈筋と言います。

ですから、腰の痛みをなくすには筋力不足を解消することではなく、腰の部分の伸筋と屈筋のバランスを取ればいいわけです。

腰の部分の伸筋と屈筋のバランスを取る方法としては、ストレッチがありますが、ストレッチもやり方を間違えると、かえって筋肉のバランスが悪くなることがありますので正しいストレッチのやり方を教わるか、腕のいい整体師にかかったほうがいいかもしれません。

樹木

反り腰と腰椎分離、すべり症

腰椎分離症、すべり症は、10~20代の若い人で、スポーツをやる機会が多い人に発生しやすいと言われています。

反り腰は腰椎に負担がかかる姿勢

しかし、腰椎分離症、すべり症は誰でもなりやすいと、私は考えています。
と言うのは、腰椎分離症、すべり症は、反り腰の状態になっていると発生しやすくなるからです。
実際、施術に来られた人の体を検査すると、ほとんどの人が反り腰になっています。

これは特別、腰痛の症状がある人だけではありません。
肩こり、首の痛みなど腰と直接関係のない症状の人でも検査をすると、反り腰になっています。
ですから、誰でも腰椎分離症、すべり症になる要因があるということです。

では、なぜ反り腰になっていると、腰椎分離症、すべり症になりやすいのでしょうか?

腰椎分離症、すべり症は、腰椎4番、5番に起こりやすいのですが、体の構造上腰椎4番、5番に一番負担がかかりやすく、反り腰の状態がひどいと骨が分離(骨折)したり、すべったりする可能性が高くなります。

ただ、腰椎分離症、すべり症になっているからと言って必ずしも腰痛、脚の痛み、シビレなどの症状が出るとは限りません。
なんの症状もない人がたくさんいます。

しかし、体の構造上に異常があれば何かの影響はあるはずです。
もっとも反り腰になっていると、内臓が下垂し働きが悪くなりやすいですので、早めに反り腰の状態を改善させることが大事かと考えます。

葉っぱ

腰痛は内臓からの原因が多い

腰を痛めて私の所に来られた人に、腰痛は内臓関連による原因が多いのですよとお話しすると、知らなかったと言われることが多いです。一説によると、腰痛の原因のうち7~8割が内臓関連だと言われています。

内臓に負担をかけると腰痛が出やすい

ですから、普通重い物を持ったから腰を痛めたとか、立ち仕事、座り仕事でなったと思っている人が多いのです。

しかし、重い物を持っても、立ち仕事、座り仕事を続けていても腰が痛くならない人もいます。

そういう人は、腰に関連のある臓器の働きがそんなに悪くなっていないということです。でも、そういう人も無理を続ければ、内臓の働きが悪くなってきて腰に痛みが出る可能性があります。

それはともかく、慢性的に腰に痛みが出る人は、重いものを持つ時に気をつけていると言われます。もちろんそれも大事なことですが、もっと大事なことはとにかく内臓に負担をかけないということです。

具体的には、食べ過ぎないこと、冷たいものを飲みすぎないことなどですか。昔から腹八分目に病なしと言われています。分かっていても、ご飯がおいしいとついつい食べ過ぎてしまいます。

でも、日頃から気をつけていないといけません。冷たいものもそうです。夏だと、ジュースやビールを飲みすぎることもありますが、確実に内臓に負担になり腰を痛める原因になります。

杖をついて歩く老人のイラスト

腰痛は年のせい?

腰痛で病院へ行くと年のせいなどと言われることがあります。そのようなことを言っている医師も、冗談半分で言っているとは思います。

しかし、言われる方は冗談で言っていることは承知しているとは思いますが、年のせいなどと言われるのは、あまり気分が良いとは言えないでしょう。

特に女性の場合は、そうだと思います。実際に私の所へ来られた人が、「年のせい」などと言われて面白くなかったと仰っておられました。

加齢による骨の変形は痛みとは無関係

それはともかく、誰でも年をとれば体のアチコチが衰えます。

腰の骨の関節なども、年と共に変形してきます。しかし、骨や関節が変形したからといって、腰が痛い、だるい、重いといった症状が出るとは限りません。

私も20代の頃腰痛でレントゲンを取ってもらったら、腰の骨(腰椎)が変形していると言われました。腰が痛いのは腰の骨が変形しているからだと言われましたが、その時はなんの知識もありませんでしたから、そういうものなのかなと思っていました。

仮に、加齢によって骨、関節の変形が腰、膝の痛みの原因だとしたら、四六時中痛みが出るはずですが、痛い時と痛くない時があるのは、説明がつきません。

腰の痛みは骨、関節の変形が原因ではありません。ほとんどが筋肉、筋膜、靭帯などの軟部組織の問題です。筋肉の使いすぎや内臓からの関連痛などが、腰の痛みとなっています。

ランニングをする男性

スポーツは腰痛になりやすい?

スポーツをすると、健康になると思っている人が多いようですが、プロスポーツ選手を見れば分かるように、スポーツ選手は腰痛になる人が多いです。

野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、テニスなどの球技、柔道、レスリング、空手、相撲などの格闘技を初め、あらゆるスポーツ選手で腰痛を経験します。

スポーツをすると腰痛が出る理由

では、なぜスポーツ選手に腰痛が多いのでしょうか?スポーツは、元々娯楽の1つで楽しむためのものだったはずだと思います。

ところが、勝ち負けにこだわると、どうしても体に大きな負担がかかるような、ハードな練習をするようになります。

特に競技の中でパワーを必要とする場面が増え、それを実現するために筋力トレーニングを行うようになりました。

確かに筋力トレーニングをすると、パワーが付いてパフォーマンスが上がり勝ちやすくなります。

でも、バランスよく筋肉を鍛えることは難しいです。どうしても、偏った筋肉の発達の仕方になります。偏った筋肉の発達の仕方をすると、体の歪みが大きくなります。

体の歪みが大きくなると体に負担がかかり、どうしても痛みが出やすくなります。

ですから、一般の人がスポーツをする場合は、あまり勝ち負けにこだわらずに、楽しんで欲しいと思います。そうすれば、腰に痛みが出たとしてもそんなにひどくはならないと思います。