カテゴリー別アーカイブ: 体の歪み

体の歪みと筋肉のシコリ

体のゆがみを自分で治そうということで、エクササイズをされる方は多いと思います。

今は、インターネットで調べればいろんなエクササイズの方法を知ることができます。

また、フィットネスクラブ、体操クラブなどに入会すればいろいろなエクササイズの方法を教えてくれます。

体の歪みがそれほどでない人でしたら、いろいろな症状が改善されて体のゆがみも良くなっていくでしょう。

エクササイズをやってみても、さっぱり症状が改善せず体のゆがみも良くならない方もみえます。

体の歪みが固定化してるのは硬いシコリができているから

そういう方はからだの歪みが固定されています。

そういう方の場合、筋肉に硬いしこりがたくさん出来ています。

筋肉に硬いしこりが、からだの歪みの固定化の原因になっているわけです。

その硬いしこりは、だいたいツボの位置にできます。

シコリができる原因ですが、

  • 外傷
  • 不摂生から来る内臓の不調
  • 日常生活の悪い姿勢
  • 運動不足
  • 精神的ストレス

などいろいろなことが言われていますが、私の考えでは、それ以上体がゆがむのを防ぐためにできたのではないかと思われます。

もしそういうシコリのようなものができなければ、どんどん歪みがひどくなりますます内臓が圧迫されて働きが悪くなり病気の原因になってしまいます。

私のところへ来られる方で、何度も来られるはそういう方が多いようです。

施術をしてゆがみを整えると、比較的軟らかいシコリは消えてしまいます。

そうすると筋肉の緊張が解けて体が軽くなります。

しかし、硬いしこりは軟らかくはなりますが簡単にはなくなりません。

でも体のゆがみを整えていますので、内臓の働きが良くなって来ると、シコリもとれていき症状が改善されます。

シコリがたくさんできている人は、それだけ内臓の働きが悪くなっていますので、シコリが取れていくのに時間がかかります。

姿勢と腰痛、肩こり

姿勢と腰痛、肩こりで検索して、一ページ目に出たサイトをいくつか開いてみました。

そうすると、悪い姿勢(楽な姿勢)で立っていたり、座っているから腰痛、肩こりがひどくなると書かれていました。

書かれている内容に、なにか違和感を覚えました。

どのへんに違和感を覚えたのか?

悪い姿勢(楽な姿勢)で立っていたり、座っているから腰痛、肩こりがひどくなるという理屈が、一見筋が通っているようで実はそうではないと思ったわけです。

楽な姿勢が一番腰痛、肩こりが起きにくい

私の考えでは、楽な姿勢が一番いいと思っています。

その楽な姿勢が他の人から見れば、たとえ悪い姿勢だとしても、一番自然で体に負担が少ないと思っています。

逆に、世間で言われているいわゆる良いとされる姿勢の方が、よっぽど不自然で体に負担がかかっています。

その証拠に、良いとされる姿勢を長く続けようと思って努力しても、途中で辛くなって楽な姿勢になっています。

ですから、楽な姿勢をしていた方が、腰痛、肩こりの症状が早く回復します。

逆に、無理に良い姿勢をしていた方が腰痛、肩こりの症状が長引きます。

その理由は、腰周り、肩周りの組織に負担をかけるからです。

ところで、良い姿勢と言いますが、そんな頭で考えたような骨格標本のような体の人はどこにもいません。

骨格標本は、死んだ人の骨格を基に学問をするために、作られたものです。

その骨格標本に、生きた人間を当てはめるのは不自然です。

それこそ、生きた人間の体は多様です。

比較的いい姿勢の人もいますし、悪い姿勢の人もいます。

比較的いい姿勢の人も悪い姿勢の人も、そうなっている理由があります。

いい姿勢の人は、大きな怪我、病気をしていないから、その姿勢を維持できているわけです。

逆に、悪い姿勢の人は、過去に大きな怪我、病気をしたから、現在その姿勢になっているわけです。

ですから、一律に骨格見本のような良い姿勢をしろということは無理な話です。

悪い姿勢を続けると、体は歪む?

街を歩いていると、時々ひどく体を右か左に傾けて歩いている人を見かけます。

そういう姿勢になったのは、さぞかし悪い姿勢ですごしていたのかなと思われる人もいるかもしれませんが、そういうことはありません。

悪い姿勢と言うと、例えば女性の横座り。

あの横座りの姿勢を長年続けていると、体の歪みがひどくなるという見方もあります。

悪い姿勢を続けても体は歪まない

しかし、横すわりを続けたところで、姿勢が傾くわけではありません。

と言うのは、横座りの姿勢を続けていても、立ち上がってしばらくすれば元の姿勢に回復します。

人間の体は、悪い姿勢を続けたところで、体が歪むわけではないのです。

体は、そのように出来ています。

他の施術師の人は、悪い姿勢を続けていると、体の歪みがひどくなるから悪い姿勢を止めなさいと、よく言いますね。

かく言う私も、以前は悪い姿勢を続けていると、体が歪むと思っていました。と言うのは、整体を習った時にそのように教えられたからです。

しかし、今はそのようには思っていません。

体が歪んだりする原因で多いのは、病気、怪我(骨折、脱臼、捻挫、打撲)などの影響だと思います。

病気、怪我などで、組織(筋肉、筋膜、靭帯など)が損傷し、それが完全に修復されていないから、その影響を受けて体が歪んでしまって、元の姿勢に回復していないのだと考えています。

左右の足の長さの違い

左右の足の長さが違うということを気にされる方が多いようです。整体院へ行って、左右の足の長さ違うのですよと、指摘されることが多いからなのでしょうか?

足の長さの違いは気にしなくても大丈夫

ではなぜ足の長さに左右差が起きるのでしょうか?
それは、何か症状があると、全身の筋肉の伸び縮みの左右差が大きくなるからなのです。

この説明では分かりにくいので、腕を曲げると力こぶが出来る上腕二頭筋という筋肉で説明します。上腕二頭筋は、右と左に一つずつあります。

例えば、右側の上腕二頭筋が緊張して縮むと、左側の上腕二頭筋は弛緩して伸びます。

この上腕二頭筋のように全身の骨格筋の左右にある筋肉が、片方は縮んでもう片方は伸びるわけです。その結果、体の歪みが大きくなるので足を右と左を比べると、長さが違って見えるというわけなのです。

そこで、足の長さを揃える矯正法ですが、体操やエクササイズで足の長さの左右差をそろえることが出来ると、言っている人がいます。

しかし、それは不可能です。

体操やエクササイズをやっても、一時的には左右差が解消されたように見えます。でも、その状態は5分もしないうちに、元の状態に戻ってしまうでしょう。

体操やエクササイズを何回も何回も続けていけば、徐々に左右差は縮まっていくという意見もあります。

でも、その意見は嘘です。

最初にやって戻ってしまうわけですから、何回やろうと不可能です。それは、整体で体を調整しても同じことです。

ほとんどの整体の方法では、体の調整をしても、“一瞬”足の長さは左右揃います。しかし、5分もしないうちに元の状態に戻っているはずです。何回続けても、おそらく時間が経てば元の状態に戻るのではないでしょうか。

ただ、私のやっている整体の方法だと、戻りが少ないですからある程度左右の足の長さの差を縮めることは出来ます。でも、あくまでも“ある程度です”。

ですから、私の場合は足の長さの左右差があるということは指摘しません。出来ないことを指摘しても、意味がないからです。

本当の意味で左右の足の長さが違う人はごくわずかです。 それは、生まれつき股関節に異常がある場合と足の骨を骨折した場合などです。

こういう場合は、骨の問題ですから手術でもしない限り元には戻りません。骨自体に問題がある人以外は、筋肉の緊張に左右差があるために足の長さが違って見えるだけです。

元のページに戻る

顔と姿勢の関係

頭の骨格を調整することで、小顔矯正すると謳っていた業者が、「小顔矯正」は根拠なしということで、消費者庁から以前に措置命令が出ましたが、物理的に不可能なことを謳って施術をするのは、あまりよろしくないです。

小顔矯正を謳って施術する人が多いです。小顔になるという謳い文句の施術にも、一応理論らしきものがあるようですが、行っていることは、単なる顔のマッサージです。

顔にある筋肉を調整すると、やりようによっては循環が良くなって、ムクミなどは改善するかもしれません。

しかし、いくら顔の筋肉を調整しても、顔が小さくなることはありえません。

姿勢を変化させると顔の歪みも変わる

だんだん年をとってくると、顔の皮膚も衰えてきて下に垂れ下がってきます。それは、ある程度姿勢と関係あります。

ですから、悪くなった姿勢を変化させるような施術を行うと、顔の筋肉を直接調整しなくても、顔のたるみも変化します。

どうしてそうなるかと言いますと、皮膚、筋膜は全身でつながっているからです。

姿勢が悪くなることによって、顔の皮膚、筋膜が、腰や背中から引っ張られて、顔がたるむというわけです。

施術によって姿勢が変わり、腰や背中から引っ張られていた、顔の皮膚、筋膜も元の良い状態に戻り、顔の歪みも改善されます。

と言っても、決して小顔にはなりません。

姿勢の悪さは、体の状態を反映している

体が不調だと、顔色に出ると言われます。例えば、顔の色が青白いと肝臓・膵臓 、赤いと心臓、白いと肺、黒いと腎臓の不調があるとされています。

それと同じようにどこかの臓器に不調がある場合、姿勢にも現われます。ですから、病院通いをしている人で姿勢が良い人は、まずいないはずです。皆さん多かれ少なかれ、姿勢がくずれて悪くなっています。

整体に来られる人も病院通いをしている人と同じように、姿勢が悪くなっていることが多いです。そういう人は、病名がつくほどには臓器の状態は悪くなっていないでしょう。

姿勢のくずれは臓器の不調や怪我から

でも、姿勢に問題があるわけですから、内臓の不調がないとはいえないと思います。皆さんそのことをご存じないようで、姿勢の問題は日頃の生活習慣が原因だと思っているようです。

例えば、あぐらをかいたり、横すわりをしたり、アヒルすわりしたり、椅子に座る時に足を組んだりすることなどが原因だと思っているようです。ネット上ではそのように書いてあるサイトが多いですから、その影響を受けているのでしょうね。

しかし、実際にはそのような日常生活の習慣よりも、臓器の不調や怪我の影響のほうが大きいのです。消化器系、泌尿器系などの臓器は、体を支える筋肉に関連していますので、臓器が不調になると筋肉が影響を受けて姿勢がくずれて悪くなります。

ですから、姿勢のくずれを正していくには、まず臓器の不調を改善させていかなければなりません。それをするには慰安の整体やマッサージでは時間をかけて施術しても、ちょっと難しいです。

やはり、姿勢に深く関わっている筋膜などの状態をしっかり把握して施術していく必要があります。