呼吸を利用して整体の施術をする人が多いです。

呼吸を利用して施術をすることは、普通に行われています。

呼吸を利用した施術は、通常呼気・吸気に合わせて操作するのが一般的な方法です。

特殊なやり方として呼吸の間隙を狙って刺激を加える方法もあります。

その方法は、手技療法では究極のやり方だと言われています。

究極のやり方ですから、誰にでも出来るものではありません。

操法は呼吸を利用した方法ばかりではない

このように、手技療法では呼吸を利用して操法を行うのが一般的な方法ですが、呼吸をまったく利用しない操法もあります。

呼吸を用いない操法と言えば、操体法、ストレイン・カウターストレインが挙げられます。他にもあるかもしれませんが、今のところこの2つしか知りません。

操体法では呼吸を利用して操法を行うと、操法に集中できないからだという理由だそうです。

ですから、自然呼吸でやるそうです。

確かに呼吸を気にしながら施術することは、操法がぎこちなくなります。

また、呼吸が分かりづらい場合、相手に吸って吐いてと指示をして操法しますが、その場合は相手の呼吸を読んで操法する場合に比べて施術効果が落ちるようです。

ですから、呼吸を利用した操法を行う場合は、相手の自然にしている呼吸を読んで操法を行うのが基本になります。

それはともかく、初期の頃の操体法では、楽なほうへ体を動かして呼気で脱力するというやり方だったようです。

しかし、操体法もやり方が変化してからは、呼吸を利用した方法で操法をやらなくても効果が出るようになったため、自然呼吸でやるようになったのでしょう。

ストレイン・カウターストレインの場合も、他の施術法とは異質なアプローチ方法で、呼吸を利用する必要がないということでしょう。

呼吸を使わない操法は操作に集中できる

私の場合は、以前は呼吸を利用した方法をやっていた時期もありましたが、今は呼吸を利用した方法はまったくやっていません。

私のやっている方法は、A操法では1ヶ所(以前は3ヶ所やっていた時期もありました)だけ施術します。そして、B操法、C操法では、操作を組み合わせて施術します。

A操法、B操法、C操法すべて呼吸は使いません。

呼吸を使う場合、受者の呼吸がゆっくりの時は、操作がやりやすいですが、せわしない(大阪弁らしいですが、忙しいという意味です)呼吸の時は、結構操作が難しくなります。

ですから、操作に失敗してやり直しということも珍しくありません。

何度もトライしてどうしても上手くいかない場合は、相手に吸って吐いてと指示して操作をします。

呼吸を使わない操法の場合は、こういったことがありませんので、やり直しをすることはほとんどありません。ですから操作に集中できます。

そのあたりが、呼吸を使わない操法のメリットでしょうか。