ロルフィングは、アメリカの生化学者アイダ・ロルフ創始の施術法です。日本では、手技療法を行う方法のことを施術法と言いますが、日本のロルファーはボディーワークと呼んでいます。

最初ロルフィングは、ストラクチュラル・インテグレーションと呼ばれていましたが、その後ロルフ博士の名前をとってロルフィングと呼ばれるようになりました。

筋膜リリースも施術者によってやり方が違う

筋膜リリースには

アメリカのジョンバーンというPT(理学療法士)の先生の創始した方法

ロルフィング系の方法

オステオパシー系の筋膜リリースの方法

などいろいろありますが、筋膜をリリースするという行為は同じでも、筋膜に対するアプローチの仕方、部位、目的は、施術者によって違うと思います。

と言うのは、使っていくうちに上手く結果が出なければ、研究熱心な人でしたら結果が出るように改造していきますので、アプローチの仕方、部位、目的が施術者によって違ってくるのは、なんら不思議ではありません。

PRYバランス療法のA操法、B操法も筋膜に対してアプローチしていますが、他の人とはまったく違うやり方をしています。

こちらは、筋膜をリリースしているつもりなのですが、施術を受けられる方には気功ですかと聞かれることも少なくありません。

筋肉にアプローチするよりも筋膜にアプローチした方が身体の歪みは改善する

それはともかく、身体の歪みの改善をさせるには、筋肉にアプローチして施術するよりも、筋膜にアプローチして施術をしたほうが施術結果はいいです。

と言うのは、筋肉は身体を動かす働きがあるのに対し、筋膜は筋肉を初め骨、内臓、靭帯など身体全体を包んで身体を支えているものですから、筋膜にアプローチして施術をした方が身体の歪みの矯正には効果が出しやすいです。

私は、以前筋肉に対する施術を行っていました。その方法は、簡単に言うと運動療法で筋肉のストレッチでした。その方法を習った先生は、筋肉のストレッチとは言われなかったのですが、実質的にはストレッチでした。

その方法で施術すると、身体の歪みは、施術した時は改善しますが、ある程度時間が経つと元に戻ってしまうものでした。

その後、筋膜にアプローチするようになってからは、施術後だけ身体の歪みが改善するということではなく、持続性も良くなりました。

症状の改善も筋膜に対する施術の方が効果的

また、痛みなどの症状も以前の筋肉に対するアプローチしていた時よりも、筋膜に対する施術の方が施術効果がかなり違います。

痛み受容器は筋肉よりも筋膜のほうに多数存在しますから、痛みの改善度合いも違いますし、持続性もまったく違います。

もちろん筋膜にアプローチして施術したとしても、施術者によって施術結果に違いは出てきます。

筋膜リリースのやり方

では、ロルフィングとPRYバランス療法では筋膜リリースのアプローチの仕方の違いをみていきましょう。

ロルフィングは、筋膜に対するアプローチをするのに、手、肘を使います。PRYバランス療法でももちろん手技療法ですから手、指を使って筋膜にアプローチをします。ただし、肘は使いません。

PRYバランス療法で肘を使って手技を行わないのは、それほど力を使う必要がないからという理由です。

と言うのは、硬くなっている筋膜の部位があったとしても物理的な力を使って操作をする必要はなく、
手技の組み合わせ、指の極性、手技を行う順番などに気をつけることによって筋膜がほぐれてきます。

こうしてみると、筋膜を対象として手技を行うにしても、ロルフィングとPRYバランス療法では違いがあるのが分かります。