腹筋運動で腰痛が起きる?
一般的な見方
腹筋運動をしたら、腰の痛みが出たという経験をされた人も少なくないと思います。
腹筋運動をしたら、腰の痛みが出る理由として、腹筋(腹直筋)の筋力が弱かったり、腸腰筋に力がかかるためだと考えられます。
腸腰筋は、体の前の部分にあり、腰骨(腰椎)と股関節に付着している筋肉です。
腹筋運動では、上半身を起こすときに腸腰筋が働き、腸腰筋に大きな力がかかり腰骨を引っ張るために腰痛が出ると推測されます。
当整体院の考え
当整体院では、腹筋運動をしても、腰が痛くなるとは考えておりません。
別の理由で腰の痛みが出ています。
内臓の影響によって腰の痛みが出ているのです。
内臓は、死ぬまで24時間常時働いています。
ですから、少しでも内臓の機能が低下した場合、機能を高めるように働きます。
機能を高める時に、痛みを出します。
ところで、風邪を引いた時に、熱が出たり、鼻水が出たりします。
それは、風邪のウイルスを外に出そうとしているからです。
それと同じことが、内臓にも起こっています。
内臓の場合は、内臓にたまった老廃物を出すことによって機能を高めます。
その時に、腰の筋肉に痛みが出ます。
内臓と腰の筋肉は関係ないだろうと考える人もいるでしょう。
でも、内臓と筋肉は密接な関連があるのです。
鍼やお灸治療がありますが、筋肉にあるツボに刺激を加えることによって、体を流れるエネルギー(気)の滞りを整えて内臓の働きを高めています。
そうすることによって、腰の痛みが和らぎます。
当整体院では、鍼やお灸ではなく、整体的にエネルギーの調整を行って腰痛に対処します。