足の開きが右と左で差がある
整体院などで仰向けに寝た時に、足の開き方が左右で差があると、指摘された人は少なくないと思います。
足の開き方とは、足が内側へ捻れたり外側へ捻れたりすることを言います。
内側にねじれている場合は、足が閉じているように見え、外側に捻れている場合は、足が開いているように見えます。
足の開きの左右差は全身の筋肉の影響
この足の開き方の左右の差が起きる原因は、股関節が原因の場合、膝関節が原因の場合、足の関節が原因の場合の3つが考えられます。
しかし、股関節、膝関節、足の関節などの大きな怪我がなければ、ほとんどのケースでは全身の筋肉のバランスのくずれによって起きます。
ですから、直接足に触って調整しなくても、全身の筋肉のバランスを整えることによって、足の開きの左右差は変わります。
例えば、首、腕、肩、背骨の周りのポイントを調整しても足の開き方が変わります。
そのポイントは、多くはツボと言われる部分です。
ツボは、“気”という体を流れるエネルギーが出入りしている部分です。
ツボを刺激して“気”の滞りを調整すると、内臓の機能低下が是正されます。
その結果、内臓と関連する筋肉の緊張が緩和し筋肉のバランスが変わり、足の開きも変化していきます。
ただし、過去に股関節を傷めたとか、股関節を手術したとかその他、足を痛めたとか足の手術をした場合は、体の調整を行っても、足の開きの左右差の変化が少ない場合もあります。