ぎっくり腰になっても炎症が起きるとは限りません
ぎっくり腰になると痛みのある部分に冷湿布などを貼る人が多いです。
でも、ぎっくり腰になったからと言って炎症が起きるとは限らないのです。
ぎっくり腰の原因は2種類あります
・筋繊維の損傷によるもの
・内臓の影響によるもの
筋繊維の損傷によるもの
筋繊維の損傷によるぎっくり腰は、足首の捻挫と同じで、損傷部分を修復しようとして、痛みのある部位が腫れて炎症が起きます。
その場合は、アイシングをしたり冷湿布を貼ったりすれば痛みが緩和されます。
また、痛い部分の筋肉の緊張が強くなっていますので、痛い部分から離れた部分の筋肉の調整を行うと、筋肉の緊張が和らいで、痛みも軽くなります。
ただし、痛みのある部分の筋肉を調整した場合は痛みが悪化しやすいです。
内臓の影響によるもの
内臓の影響によるぎっくり腰は、筋繊維の損傷によるぎっくり腰と違って炎症は起きません。
ですから、アイシングをしたり冷湿布を貼ったりしても、痛みの変化は少ないです。
また、筋肉の調整も有効な方法とは言いがたいです。
このような場合は、内臓が関係していますので、その影響を減らすような調整が必要です。
このような場合は、東洋医学で言われる“気”の調整をします。
“気”の調整をすると、内臓機能の低下も改善し、腰の筋肉に対する影響も減りますので痛みも改善に向かいます。
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