好転反応が出ると症状が改善しやすい
整体施術を受けられた経験のある方は、好転反応という言葉をご存知のことが多いと思います。
好転反応は、整体施術の後にだるさが出たり、眠くなったり、痛みなどの症状が悪化することをさします。
では、なぜ施術後にそういった現象が現れるのでしょうか?
簡単に言えば、施術によって体にたまっている老廃物などを排出しやすくなるため、いろいろな症状が出るのです。
つまり、整体施術というのは、体の掃除を促す役割があるわけです。
ですから、施術をして早めに好転反応が出たほうが症状が改善しやすいのです。
ところが、施術をしてもなかなか好転反応が出ない人もいます。
好転反応が出にくい人は、症状かなり慢性化していたり、内臓疾患のある人などに多い傾向にあります。
ところで、施術者の中で好転反応を否定的にみている人がいます。
施術後に症状が悪化したり、いろいろ症状が出るのは施術の失敗をごまかすための理屈だというわけです。
確かに、中にはそういったこともあるかもしれません。
体に対して必要以上の力を加えて施術したような場合は、骨折したり骨にひびが入ったり、また筋肉などの組織を損傷させたりした時には症状が出ます。
ですから、そういったケースでは好転反応とは言えません。
でも、体に害を与えるような施術をしていなければ、施術の刺激が体に有効に働き、上記したような現象が起きると考えられます。