施術と顕在意識、潜在意識

人間の体は、ボディランゲージを発していると言われます。

ボディランゲージと言っても、その人の意思による身体表現ではありません。

その人の意思による身体表現は、顕在意識によるボディランゲージです。

その人の潜在意識によるボディランゲージが、本当に体がして欲しいと願っている身体表現です。

マッサージなどで凝っているところを揉んで欲しいと思うのは、顕在意識がそう欲しているだけで、潜在意識は凝っているところを揉んで欲しいと思っているかどうかは分かりません。

別の刺激を求めているかもしれません。

潜在意識が仮に別の刺激を求めているとすれば、凝っているところをいくら揉んでも、痛みやしびれなどの症状は改善しにくいということになります。

ですから、体が本当にして欲しいと願っていることを見つける必要があります。

その方法として、筋肉テストというやり方があります。

筋肉テストは、あらかじめ体が刺激を求めている場所のあたりとつけておき、その部分に実際に刺激を加えて、その反応をみます。

反応をみる方法は、Оリングテストやフィンガーテストがあります。

そして、筋肉テストによって見つけた刺激する部位に施術を行っていきます。

施術は、どんな方法で行っても良い結果が出やすくなります。

ですから、いかに体が求めている施術部位を探すかがポイントになります。