肩甲骨・腕の筋肉が腰痛の原因になる?
一般的な見方
上半身にある肩甲骨の動きが悪くなった場合や広背筋などの腕の筋肉が原因で、痛みが出ることがあると言われています。
広背筋は、腕の筋肉といっても骨盤に直接くっ付いているので、この筋肉のバランスが崩れれば、腰に痛みが出るというものです。
肩甲骨まわりの筋肉は、腰とは直接つながってはいませんが、体全体の筋肉には連動性があるため、そのバランスがくずれた場合、腰の部分に影響を与えて、腰に痛みが出ます。
ですから、逆にその筋肉の連動性を上手に利用すれば、腰から離れたところを調整しても腰の痛みの原因に影響を与えることが出来ますので、症状を改善することが出来るわけです。
腰の痛みで、直接腰の部分の調整しか受けたことしかない人にとっては、なにか納得がいかないかもしれません。
でも、腰の部分の調整だけにこだわっていては、ある程度症状が慢性化してひどくなっている場合は、限界がありますので、今説明したような方法の施術も必要になってきます。
※筋肉の連動性
連動性の意味ですが、ある部分を動かすと,それに応じて他の部分も動くことです。
筋肉の場合も、ある1つの筋肉を調整すると、それに反応して他の筋肉も調整されます。
例えば、足の部分にある筋肉を調整すると、肩や首の筋肉も調整されます。
考えてみると、不思議な気がしますが、整体の施術はほとんどこの現象を利用しています。
当整体院の考え方
肩甲骨の動きが悪くなったり、腕の筋肉が原因で腰痛が出ることはありません。
打撲などの外傷と内臓の影響で腰の痛みが出ることがほとんどです。
内臓が関連する場合は、内臓の機能が低下し、その影響で腰の周りの筋肉の緊張が高まって硬くなり、その結果腰の痛みが出てきます。
そして、内臓の機能の低下は、体を流れるエネルギーの滞りの影響によるものです。
体を流れるエネルギーは、いわゆる“気”と呼ばれるものです。
腰痛の対処
一般的な腰痛の対処は、ツボの刺激をする方法や骨格の矯正、筋肉の連動性を利用したものなどいろいろな方法があります。
当整体院の腰痛の対処
上記したように、体を流れるエネルギーの滞りが腰痛の原因の大元だと考えていますので、エネルギーの滞りを整える調整を行っています。