「好転反応」と「揉み返し」
東洋医学では「好転反応が出ないと効果がない」とまで言われています。
よくマッサージなどで強く揉んでもらって、あくる日に痛みなどが出ますが、あれは「好転反応」とは言いません。
「好転反応」だと説明する先生もいますが、ただの「揉み返し」と言われる現象です。
「揉み返し」というのは、筋肉の繊維が損傷して痛みが出ているだけなのです。
好転反応と揉み返しは全く違うもの
ですから、「好転反応」と「揉み返し」は全く別物です。
マッサージをして「揉み返し」が出ても体が良くなっていくことはありません。
その時だけの効果ですから、何十回何百回マッサージを受けても体はそのままです。
一方「好転反応」が出ると、徐々に体が変わって良くなって行きます。
「好転反応」は、たいてい過去に捻挫をした部分とか、調子が悪かった部分また調子が悪かった部分に関連した所に出やすいです。
ひとつお断りしておきますが、慰安目的のマッサージの事を指しますので治療目的のマッサージをやられる先生の施術では「揉み返し」は起こりづらいと思いますので安心して下さい。