首を曲げると腰が痛い
腰痛の人はたくさんいますが、たいがいは体を前に倒したり、後ろに反らしたり、それから横へ倒したり、捻ったりした時に痛みが出るという人が圧倒的に多いです。
でも中には、首を曲げると腰が痛いという人もいます。
首を曲げると腰が痛くなる理由を他の整体師の人は、筋膜が頭の先から足までつながっているからだと普通は考えるでしょう。
筋膜とは、筋繊維、筋肉や体を包む膜のことです。
首を曲げることによって、腰の部分の筋膜が引っ張られるために痛みが出ると考えるわけです。
でも、そんな単純なことではないです。
筋膜のつながりではなく、内臓が関係しているからです。
首の筋肉
↓
内臓
↓
腰の筋肉
上図のように首の筋肉から内臓に反射(筋肉内臓反射)が起き、そして内臓から腰の筋肉に反射(内臓筋肉反射)が起きて腰の痛みが起きると考えます。
内臓といっても特定の内臓ではありません。
特定の内臓でしたら、ツボ療法をすれば問題は解決するかもしれません。
例えば、大腸でしたら大腸に関係するツボを刺激すれば、大腸の働きが変化して腰の痛みは消えるかもしれません。
ツボ療法は、東洋医学ですが、東洋医学といってもいろいろ体の観方によってやり方が違ってきます。
と言っても、私がツボ療法をするわけではありませんが。
それはともかく、首を曲げて腰が痛くなるのは内臓が関係していますので、内臓を調整する必要があります。
その方法として、“気”の調整を当整体院では行っています。