肉離れによる腰痛
一般的な見方
腰痛には、筋肉の肉離れによるものがあります。
肉離れとは、筋肉や筋肉を包んでいる筋膜という組織が引き伸ばされて断裂してしまう状態です。
肉離れは、重い物を持ったり、急激に体を動かしたりしたときに筋肉に負担がかかることが原因となります。
当整体院の考え方
上記のように、一般的には筋肉が肉離れして損傷することによって腰の痛みが出ているとされています。
しかし、当整体院では別の見方をします。
筋肉の損傷によって腰の痛みが出ているのではなく、内臓からの影響によって腰痛が起きていると考えています。
内臓の機能の低下により、筋肉が影響を受け緊張が強くなり、その結果腰の痛みが出ています。
そして、内臓の機能の低下は、“気”という体を流れるエネルギーの滞りの影響によるものです。
ですから、一般的に言われていることとは実際はかなり違っています。
ところで、肩の腱板損傷というのがあります。
肩の腱板とは、肩の部分にある肩甲下筋(けんこうかきん)・棘上筋(きょくじょうきん)棘下筋(きょっかきん)・小円筋(しょうえんきん)という4つの筋肉の腱の総称です。
肩の腱板が損傷すると、肩に痛みが出るとされています。
しかし、肩の痛みに関係なく50歳以上の4人に1人が腱板損傷があるという調査結果があります。
その他、膝の半月板の損傷があっても、膝の痛みがある人とない人がいます。
このように、筋肉などの組織に損傷があっても痛みが出るわけではないのです。