高齢者の腰痛の原因は?
一般的な考え方
高齢者の腰痛の主な原因は、変形性脊椎症、腰部脊柱管狭窄症、脊椎圧迫骨折など背骨の異常が関係していることが多いとされています。
・変形性脊椎症
背骨や椎間板が年齢とともに変形や変性することによって、可動域の制限、姿勢が変化し腰痛につながる。
・腰部脊柱管狭窄症
背骨の中にある神経の通り道が狭くなり、その影響で神経が圧迫され腰痛につながる。
・脊椎圧迫骨折
加齢に伴って骨密度の低下した状態の背骨が、転倒、咳などによって力が加わって圧迫骨折を起こし、腰痛、しびれなどが起こる。
・その他、大動脈解離、化膿性脊椎炎・化膿性椎間板炎による腰痛
当整体院の考え
変形性脊椎症など背骨の異常によって腰痛が起きることはありません。
大動脈解離など外科手術が必要な危険な腰痛を除いて、ほとんどの場合は、内臓の機能低下の影響によって筋肉の緊張が強くなり腰痛が起こります。
そして、内臓の機能の低下は、体を流れる“気”というエネルギーが関係しています。
“気”のエネルギーが滞るようになると、体の不調が起きるという考え方は、東洋医学独自のもので西洋医学にはありません。
ただし、古代西洋医学には、気(プネウマ)が体調に影響を与えるという考え方が主流でした。
腰痛の対処
病院での対処
鎮痛剤、理学療法、ブロック注射などの保存療法が行われ、それでも改善されない場合は、手術が適用されます。
当整体院での対処
上記したように、当整体院では、“気”というエネルギーの滞りが腰痛に関連していると考えていますので、“気”の調整を行い、エネルギーの滞りを整えていきます。