姿勢の悪さは、体の状態を反映している
体が不調だと、顔色に出ると言われます。
例えば、顔の色が青白いと肝臓・膵臓 、赤いと心臓、白いと肺、黒いと腎臓の不調があるとされています。
それと同じようにどこかの臓器に不調がある場合、姿勢にも現われます。
ですから、病院通いをしている人で姿勢が良い人は、まずいないはずです。
皆さん多かれ少なかれ、姿勢がくずれて悪くなっています。
整体に来られる人も病院通いをしている人と同じように、姿勢が悪くなっていることが多いです。
そういう人は、病名がつくほどには臓器の状態は悪くなっていないでしょう。
姿勢のくずれは臓器の不調から
でも、姿勢に問題があるわけですから、内臓の不調がないとはいえないと思います。
皆さんそのことをご存じないようで、姿勢の問題は日頃の生活習慣が原因だと思っているようです。
例えば、あぐらをかいたり、横すわりをしたり、アヒルすわりしたり、椅子に座る時に足を組んだりすることなどが原因だと思っているようです。
ネット上ではそのように書いてあるサイトが多いですから、その影響を受けているのでしょうね。
しかし、実際にはそのような日常生活の習慣よりも、内臓の不調の影響のほうが大きいのです。
消化器系、泌尿器系などの臓器は、体を支える筋肉に関連していますので、内臓が不調になると筋肉が影響を受けて姿勢がくずれて悪くなります。
ですから、姿勢のくずれを正していくには、まず内臓の不調を改善させていかなければなりません。
それをするには慰安の整体やマッサージでは時間をかけて施術しても、ちょっと難しいです。
やはり、姿勢に深く関わっている筋膜などの状態をしっかり把握して施術していく必要があります。