サッカーと腰痛
一般的な見方
サッカーをやっている人で腰痛で困っていることが少なくありません。
サッカーによる腰痛の原因は、股関節の動きが関係しています。
パスやシュートの時に、大腿を伸展(足を後ろに振る動作)させます。
その時に股関節の動きが良くないと、体の他の部分を使って股関節を伸展させようとします。
体の他の部分とは、腰にある体を伸展(体を反らせる働き)させる筋肉のことです。
その筋肉が働いて、股関節の伸展をさせます。
この動きは、代償運動と言います。
この代償運動によって腰骨(腰椎)に負担がかかり、腰痛が起きます。
当整体院の考え
上記のような考え方は、運動学という学問によるものですが、実際に体の中で起こっていることは、運動学で考えるようにはなっていません。
多くの、整体師、カイロプラクター、理学療法士の方は、運動学などを基に施術法を組み立てて、施術に当たっています。
もちろん、そのような施術を行えば、ある程度結果は出ます。
でも、腰痛でも症状が難しくなってくると、そのような方法ではなかなか結果が出にくいのです。
そこで、体を流れるエネルギー(気)の滞りが、体の不調につながるという東洋医学の考え方を使って施術を行っていくと、腰痛の症状が難しくなっていても、対処がしやすくなります。
私も、過去には他の整体師の方のように運動生理学を基に施術をしていましたが、東洋医学の考え方を取り入れていくようになってからは、結果が早く出るようになりました。
もちろん、症状がこじれて重症化している場合は、ある程度の期間は要します。
腰痛の対処
一般的に行われている方法は、骨格の矯正、ストレッチなどを用いた筋肉の調整が主体です。
当整体院の場合は、上記したようにエネルギーの滞りが、腰痛など体の不調の原因と考えていますので、エネルギーの滞りを整えることを中心に調整を行っていきます。