腰痛で筋肉を調整する運動療法は改善しにくい
私は、過去に筋肉を調整する運動療法をしばらくの間やっていたことがあります。
その筋肉調整法は、ソフトで危険性がほとんどないため、高齢者の人、小さい子供さんでも安心して施術をすることが出来ました。
調整の性質上筋肉が関係する腰痛には良かったのですが、内臓関連の腰痛にはあまり強くない感じで、施術後の戻るのが早く持続性があまりなかったです。
整体院に来られる人は、内臓関連の腰痛が7~8割で残る2~3割が筋肉が関係する腰痛の人です。
ですから、内臓関連の腰痛に対応出来ないとうまくいきません。
筋肉を調整する方法で施術後戻るのが早いのは、神経反射を利用した調整法(神経に刺激を入れるやり方)だからです。
神経に刺激を入れるやり方と言えば、筋肉を調整する施術や背骨・骨盤を矯正する施術も同じ種類の調整です。
神経に刺激を入れる調整の特徴として、即効性はあるのですが持続性に乏しいため、慢性化した症状、内臓関連の症状には弱いです。
ですから、当整体院では慢性化した症状、内臓関連の症状に対応するため、東洋医学で言われる“気”の調整を主にやっています。
それにプラスして神経に刺激を入れる調整も行っております。
“気”の調整を行うと、他の整体院で改善しにくい慢性化した腰痛も改善しやすいですので、そういった症状の方にも喜んでいただいております。