椎間板ヘルニアは予防できるのか?
椎間板ヘルニアの予防策について本やネットにいろいろ書かれています。
中腰の姿勢での作業や重い物を持つことを避けるようにするのが重要だとされています。
しかし、仕事上体に負担がかかる姿勢になることや重い物を持つ必要になることもあります。
その対策としてコルセットをつけて腰を保護する方法があります。
また、柔軟性を高めたり、筋肉を鍛える体操や筋トレなどの方法もあります。
でも、コルセット、体操や筋トレはそれほど役に立つものとは言えません。
と言うのは、腰痛、足の痛み、しびれなどは、ヘルニアが原因ではなく内臓からの影響によるものです。
筋肉は、体全体で約600ありますが、筋肉の一つひとつは内臓と関連があり、内臓の働きが落ちると、その影響で腰、足の筋肉が過緊張し痛み、しびれなどの症状が出ます。
ですから、内臓の働きが落ちないように気をつければ、ある程度までは予防が可能かもしれません。
ただ、内臓は精神的ストレスの影響を受けると働きが落ちますので、なかなか難しいところです。
ですから、コルセットをつけたり、体操や筋トレなどをしても腰痛などの症状が出ないように予防することは難しいのです。
ところで、ヘルニア自体は老化現象なんです。
結構早い時期から椎間板の変性は始まっていて、予防しようにも予防のしようがありません。
ですから、姿勢などに気をつけていても椎間板の変性を止めることは不可能なのです。
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