整体で自律神経失調症の症状が改善すると言うと、なかなか信じてもらいにくいです。
自律神経失調症は精神的な要素があるため、骨、筋肉の調整では改善しにくいと思われてもしかたありません。
自律神経失調症は気の流れを整える必要がある
しかし、整体と言ってもいろいろやり方があります。
骨、筋肉の調整(神経の調整)だけが整体の仕事ではありません。
気の滞りを整えることもします(ただし、骨、筋肉の調整をしても、気の滞りを整えることは難しいです)。
気の滞りと言う言葉が出てきましたが、この言葉は東洋医学(古代西洋医学も同じ考え方です)で使われているものです。
東洋医学には、気が滞るといろいろな症状につながるという考え方があります。
図式で表わすと
気の滞り(体の中を流れるエネルギーの滞り)
↓
神経
↓
症状
ですから、神経に働きかける調整(骨を押したり、筋肉をほぐしたりする)だけでは不十分で、神経の働きに影響を与えている気の滞りも整える必要があります。
冒頭で書いたように、自律神経失調症は精神的要素が関係して、いろいろな症状が出ます。
実は、気の滞りの調整は、精神的な要素に働きかけることが出来るのです。
つまり、不安感、いらいらなどの精神的なものは、気の滞りが原因しているわけです。
ですから、気の滞りを整える施術をすると、自律神経失調症の症状も改善するのです。
当整体院の施術方法
一般的に東洋医学的な施術は鍼、灸、漢方薬の処方が一般的です。
でも、整体でもその考え方を応用して施術をすることが出来ます。
当整体院では、主に腕と脚を調整することによって、気の滞りを整えて、自律神経失調症の症状に対応しています。
症例
自律神経失調症