寝違えの原因
一般的に言われている寝違えの原因
・枕の高さが合わない
・寝ている時、首の筋肉、関節に負担がかかるような姿勢になっている(いわゆる寝相が悪い)
上のようなことが原因で、首の痛みが出る。
当整体院の考え方
当整体院では、寝違えとされる首の痛みは、一般的に言われている原因とは関連がないと考えています。
仮に、枕の高さが合わない・首に負担がかかる姿勢で寝ているということが原因で寝違えが起きているとしたら、矛盾が生じます。
というのは、寝ている環境が同じでも寝違えが起きないことのほうが多いです。
逆に、寝違えを起こすことはほとんどなく、たまに起きるだけです。
ですから、寝違えと言われる首の痛みは、別の原因で起きている可能性が高いと考えます。
その原因は、内臓からの影響です。
筋肉は内臓と関連があり、内臓の機能が低下すると関連する筋肉が影響を受けてます。
その結果、首の筋肉の緊張が強くなり、痛みが出ます。
そして、東洋医学で言われる“気”という体の中を流れるエネルギーが滞るため、内臓の機能の低下が起きます。
寝違えが起きるしくみ
“気”の流れの滞り
↓
内臓の機能の低下
↓
関連のある首の筋肉の緊張が強くなる
↓
首の痛み
寝違えの対処
寝違えの一般的な対処法
・消炎鎮痛剤などの薬物療法
・神経ブロック注射
・トリガーポイント注射
・湿布やアイスパックなどによるアイシング
・テーピング
・マッサージ、ストレッチなどでの筋肉の調整
当整体院の寝違えの対処法
上記のような方法は、痛みがある首の部分への対処は、対症療法です。
対症療法でも、改善されていきます。
しかし、寝違えの症状が長引くケースがあります。
そのようなケースでは、内臓の機能の低下が大きくなっていますから、対症療法の施術をしてもなかなか改善されません。
ですから、痛みの出ている首に対して一般的に行われているような処置は行いません。
“気”の滞りを整える調整をして首の痛みに対処します。