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膝の痛みに悩んでいる人が多いですが、若い人よりもどちらかと言えば、中高年以降の人に多いようです。
生活の中で膝が痛くてつらいのは、階段の上り下り、正座が出来ない、遠くへの外出、旅行などだそうです。
原因としては、
・膝の骨の変形
・外傷
・脚、足の使いすぎ
などが一般的に言われています。
しかし、当整体院では内臓の機能低下が関係している考えています。
内臓の働きが悪くなって、膝の痛みが出るのはちょっと不思議な感じがしますが、現実には膝の痛みの原因のほとんどを占めています。
では、なぜ内臓の働きが悪くなって膝に痛みが出るのでしょうか?
それは、内臓と足の筋肉に関連があるからです。
例えば、ふとももの前にある大腿四頭筋という筋肉がありますが、この大腿四頭筋が緊張すると、膝の前の部分に痛みが出やすくなります。
実はこの大腿四頭筋は、膀胱と関連があります。
膀胱の働きが悪くなり、内臓-体性反射で大腿四頭筋が緊張し、膝の前の部分に痛みが出るというわけなのです。
膝の痛みの施術と言うと、病院と整体院やマッサージ、鍼灸の治療院とでは観かたが違います。
病院の場合は、どちらかというと膝関節、半月板、十字靭帯、内外側側副靭帯などの膝関節に目が行き、整体院やマッサージ、鍼灸の治療院では膝の周りの筋肉などの組織に目をつけて施術する傾向があると思います。
いずれにしても、どちらも症状がある膝を中心に施術するようです。
もちろんそれでもいいのですが、膝を中心に施術しても症状の改善が少ない時があります。
ですからなるべく症状が改善しやすいように私の所では、膝に症状があっても膝を施術することはほとんどありません。
私の場合は、病院や他の整体、マッサージ、鍼灸の治療院とは体に対する観かたがまったく違います。
症状のある膝は、あくまでも結果だとみています。
たとえ、膝を捻ったとかの外傷でも膝を施術することはありません。
普通は膝が痛むわけですから、膝を施術した方が効果が上がるような気がします。
でも、症状のある所は神経の興奮状態にありますので、痛む膝を施術することによってより神経の興奮状態を高めてしまう可能性がありますので、膝の症状をかえって悪化させる恐れがあります。
それでもあえて、症状のある膝に施術する人がいます。
膝の痛い人を施術している動画を見たことがありますが、それこそ施術を受けている人は悲鳴を上げて痛みをこらえています。
施術が無事終わって痛みの状態が改善するようです。
そういう人はよほど技術に自信があるようです。
ちゃんとした理論もあるようで実績を上げているようです。
でも人間のすることですから、100%はありません。
上手く施術が成功すれば良いですが、そうでもない時もあると思います。
私は、そういうリスクを犯してまで痛む膝の部分を施術したいとは思いません。
私の場合は、痛む膝の部分はまったく施術しませんが、私が考案した施術方法で施術すると他の施術方法で施術するよりもはるかに早く回復します。
Q. 膝の痛みに体重は関係ありますか?
A. 体重が多い人が膝の痛みで病院へ行くと、体の重さで膝に負担が掛かっているから、やせなさいと言われることが多いと思います。
確かに、体重が多いと膝の関節に掛かる負担は大きくなります。
膝の関節にかかる重量は、体重の3倍だそうです。
50kgの人だと、150kgの重量が膝にかかることになります。
80kgの人だと、240kgになります。
単純に考えると、大変な重量が膝の関節にかかるわけですから、膝に痛みが出ても不思議ではないかもしれませんが、人間の体はそんなに単純ではありません。
痩せていても膝が痛い人はいくらでもいます。
逆に体重が多くても、膝の痛みを訴えない人はいくらでもいます。
膝の痛い人で体重の多い人を整体施術すると、痛みが良くなる人がいます。
こういう人は、整体施術をした結果体重が大幅に減ったから、膝の痛みがなくなったのでしょうか?
整体施術をしても、短期間に大幅に体重が変わることはありません。
しかし、整体施術の結果膝の痛みが改善しています。
これは、体重が減ったために膝の痛みが改善したのではなく、筋肉のアンバランス状態が整体施術によって良くなったために、膝の痛みの改善がなされたのだと思います。
ですから、膝の痛みと体重は関係ないのです。
Q. 病院で膝に水がたまっていると言われました
A. 膝に水がたまると、病院では抜く処置をします。
しかし、そのような処置をしたところで、時間が経てばまたいずれかは水がたまり、膝が脹れてひざの曲げ伸ばしをする時に痛みが出ます。
水がたまるのは、膝の炎症をしずめるためだとか、いろいろな説が言われていますが、これといったはっきりした原因は分かっていません。
原因は、はっきり分かりませんが、体が必要としているからでしょう。
整体施術を続けた結果、膝にたまっていた水が引いて、それ以降水がたまらなくなり、ひざの脹れが引き、膝の曲げ伸ばしが楽になり、痛みが改善した例はたくさんあります。
Q.膝が痛くて正座が出来ないのですが?
A.膝の痛みで正座が出来ないと、変形性膝関節症などの骨の変形の影響だと言われることが多いです。
病院でそう言われれば、それを信じてしまう人が多いようです。
しかし、関節を動かすのは筋肉の働きによるものです。
筋肉が伸び縮みすることによって、膝の関節を曲げたり伸ばしたりすることが出来るわけです。
ところが、いろいろな原因によって膝の筋肉の伸び縮みがしにくくなると、膝の関節の曲げ伸ばしが制限されて、正座が出来なくなります。
正座が出来なくなるのは、けっして膝の関節が変形しているからではありません。
あくまでも、膝の筋肉の伸び縮みの異常によって正座が出来なくなっているのです。
ですから、筋肉の調整をすれば正座が出来るようになるわけです。
早い人では一回の施術で正座が出来るようになる方もみえます。
もちろんそういう方は、正座が出来ないといってもそれほど症状がひどくない方です。
膝の状態が悪ければ、当然回復するのに時間はかかります。
しかし、当院の施術は筋肉をもみほぐしたりする方法ではありませんので、回復が早いのです。
Q.膝が痛いのですが、自宅で自分で出来ることありますか?
A. 基本的に当院では、ご自分でやっていただくセルフケアを覚えていただくことはありません。
と言うのは、症状に困っている方は早く症状から解放されたい思いが強いですから、セルフケアを一生懸命やられて回数を多くやられる傾向があります。
薬でも何でもそうですが、適度な量というものがあります。
一日3回で合計3錠と決められている薬を倍の6錠飲んでも、早く症状が良くなるわけではありません。
かえって害になることの方が多いと思います。
それと同じようにセルフケアを倍やったからといって、膝の痛みが早く良くなるわけではないのです。
それから覚えたセルフケアを、正しく出来るかどうかという問題もあります。
セルフケアのやり方が間違っていた場合、症状を悪化させてしまう可能性もあります。
仮に正しく出来たとしても、回数をやりすぎれば症状が悪化させる可能性もあります。
ですから、当院では自宅できるセルフケアをお教えしないわけです。
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