股関節の痛みは筋肉の問題がほとんど

股関節の施術

 

股関節の痛みで病院にかかると、たいがい股関節そのものに焦点を当てて治療をすることが多いようです。

・変形性股関節症

・臼蓋形成不全

・大腿骨頭壊死症

・感染症

・大腿骨頚部骨折

というような診断が下されるということもありますが、異常なしと言われることも多いようです。

でも、実際に股関節に痛みなどの症状が出ているわけですから、異常なしということはありえないでしょう。

病院の検査では異常を見つからないだけで、なにか原因が必ずあるはずです。

当整体院に来られる方の中にも股関節に痛みがあって、病院で診てもらった結果、骨には異常なしと診断された方が多いですが、股関節に痛みがあれば骨に異常があるとは限りません。

股関節を痛められる方は、中高年の女性が多いですから、骨粗しょう症で骨がもろくなって、骨折が原因で症状が出ている可能性も否定できないこともあるかもしれませんが、股関節が痛いからといって必ずしも骨折と結びつけるのはどうかと思います。

また、変形性股関節症と診断される方も多いようですが、股関節に変形があるからと言って痛みが出るとは限りません。

骨の問題によって痛みが出ることは少ない

むしろ逆に、股関節の骨折や変形などの骨の異常ではなく筋肉問題で痛みが出ていることが多いのです。

そして、股関節の痛みにつながる筋肉は、内臓の影響を受けています。

全身にある筋肉は、内臓器官と関連があり、内臓の機能が低下すると影響を受けて緊張が強くなり痛みにつながります。

では、内臓の機能低下はどこが原因しているのでしょうか?

それは、東洋医学で言われる“気”の流れが関係しています。

“気”とは、体の内外を循環しているエネルギーのことです。

東洋医学では、“気”の流れが滞ると心身に影響があり、いろいろ不具合につながるとしています。

こういった考え方は、現代西洋医学にはありません。

西洋医学では、あくまでも目で見て確認できるものしか対象にしておりません。

ですから、MRIやCTなどの検査機器での画像で異常が確認できれば、それに対して手を施します。

しかし、画像で異常が確認できたからといって、それが痛みと関係しているとは断言できません。

それはともかく、“気”の流れが滞ることによって内臓が低下し、その影響で股関節の周りの筋肉が緊張が強くなり、痛みが出ています。

ですから、痛みの大元の原因である“気”の流れの滞りを整えていけば股関節の痛みも改善の方向に向かいます。

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股関節の痛みは股関節の周りの筋肉が弱っているから?

股関節痛で病院へ行くと、股関節周りの筋肉が弱っているから、筋肉の強化をする運動をしなさいと指導され、筋肉の強化を行うやり方を書いた紙を渡されます。

しかし、筋肉強化を行うやり方を書いた紙に載っている方法で運動をやっても、ほとんど股関節の痛みに効果は出ないと思います。

なぜ効果が出ないのでしょうか。

それは、筋力強化を行うやり方が大雑把だからです。

まあもっとも大雑把に運動をやっても、多少は股関節周りの筋肉が緩みますから、少しは痛みが楽になる人もあると思います。

しかし、効果はそれだけです。

筋力強化を行うやり方が大雑把で目的が曖昧ですから、いたしかたないでしょう。

股関節の痛みを改善させるには、股関節の状態を良くしてスムーズに動くように調整する必要があります。

その方法としては、上記したように“気”の流れの滞りを整えていけばいいわけです。

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